本日、1月27日は「鳥羽・伏見の戦い」が行われた日です。
1868年、京都に進撃しようとした旧幕府軍1万5千人が、
鳥羽・伏見で薩摩・長州軍などの連合軍と衝突。
戊辰戦争の発端となりました。
城南宮付近が戦端の開かれた場所であり、御香宮が薩摩郡の本陣。
伏見奉行所には新撰組が陣取り、激戦が繰り広げされました。
現在も、近くの料亭には、この時の弾痕が残されているようです。
さて、時代は進んで1945年。
第二次世界大戦が終わった年ですが、この年の1月27日。
ソ連軍がポーランドのアウシュビッツを占領し、ナチスの強制収容所を
解放した日でもあります。
強制労働や栄養失調、毒ガスなどで多くの命が失われました。
全く規模は違いますが、戦争という名のもとに命が犠牲になったことは
間違いありません。
1月27日は、戦争に関する2つの歴史があった日。
アウシュビッツの収容所は、1979年にユネスコの世界遺産に
登録されました。
負の遺産として、人類が忘れてはならないものですね。