京都の「新語・流行語大賞」 | 京こね☆ニュース

京こね☆ニュース

京都の小ネタ・ニュースばかりを集めた「京こね☆ニュース」!
2024年は ”京都こねたクイズ” 1日1問クイズに挑戦!!

ユーキャン新語・流行語大賞の2011年60候補が発表されましたねニコニコ


帰宅難民


計画停電


除染


節電


など、震災関係の言葉が数多く入りましたが、あまり流行語として


選ぶような言葉ではないですよね・・・しょぼん


ちなみは、1995年の阪神大震災のときは、「がんばろう、KOBE」が


大賞を受賞しています。



さて、1984年から始まった新語・流行語大賞ですが、


京都に関するものはないかと探してみました。


ありました!!


2003年に大賞を受賞した「毒まんじゅう」。


これ誰が言った言葉か分かりますかはてなマーク


元衆議院議員の野中広務さんです。


野中さんは京都出身ですからね。


2003年の自民党総裁選において、橋本派の会長代理である村岡兼造さんが


小泉純一郎さんを支持したので、野中さんが「毒まんじゅうを食ったのではないか」


と言ったのです。


美味しそうにみえるが、それを食べると相手の術中に落ちてしまうことを


「毒まんじゅうを食べる」と言い、賄賂を指す言葉として使われています。


村岡さんは、「私は毒まんじゅうなんか食べてない。食べたら死にます」と


完全否定したようですが、流行語大賞になったときは、記者が自宅前に


まんじゅうを置いて激怒させたそうです(笑)。



そもそも、この「毒まんじゅ」という言葉は、江戸時代初期までさかのぼります。


1611年、徳川家康が豊臣秀頼と二条城で謁見した際に、秀頼を護衛していた


加藤清正が急死しました。


それを受けて、「毒まんじゅう暗殺説」が浮上し、後に歌舞伎の題材にもなりました。


ということで、本来の「毒まんじゅう」という言葉も京都と関わりが深かった


というわけですねニコニコ



さて、今年はどういう言葉が大賞を受賞するんでしょうねぇ。


個人的には「なでしこジャパン」や「タイガーマスク」など、嬉しい話題の


言葉がいいですよね音譜