常念岳山頂から槍を望む
高山植物の女王コマクサ
イワギキョウ
夕焼けこやけの燕岳
8月9日(月)
日の出が5:00ということで4:00起床。
4:30…ヘッドランプを点け常念山頂に向かう。
ザックを小屋に残して、カラ身でのピストンだ。
途中でご来光…の目論みだったが、残念、曇り。
ガレ場を黙々と登る。
すっかり明るんで、下山者が多い。
不安定な足場でのすれ違いに苦労しながら…6:20、常念岳山頂に立つ。
幸い雲は高く、槍ヶ岳、北穂高岳、キレットの間には白山だろうか?
出発前夜TVで映画やってた…剣岳も見えている。
メンバーは思い思いに写真を撮りまくる。
随分と時間を使ってしまった。
7:00 下山。蝶ケ岳へ向かう大荷物の若者を横目に、カラ身の強味!軽快に50分。
8:35 腹ごしらえをして、本日の宿泊予定地である燕山荘を目指し歩き出す。
横通岳~東天井岳間は左手に槍ヶ岳を眺めながらの快適ウォークだ。
コマクサ・チングルマ・ハクサンフウロなど花も多い。
12:45 ようやく大天荘。
昼食を済ませ、せっかくなので大天井岳もちゃちゃっとピストン。
13:50 小雨が降り出す中、燕山荘に向かう。
レインウェアを着たり脱いだり、時間が気になる。
幸いカミナリは鳴る気配はないが、周りの山は雲に覆われどのくらい進んでるのか分からない。
「あっ!ライチョウ!!」親子のライチョウに出会い、撮影会が始まった。
一本道だから…まあ、いいさ。
ズドンと下って、ヨイショっと登る。
最後の尾根のハズ…。
この岩の向こうに小屋が…。
アレ?
この岩だったか…。
エーッ!
あっ!またライチョウ!
ライチョウはいいから小屋が来てくれ…なんて。
結局、17:00過ぎに燕山荘に到着。
やさしい山史上に残るハードウォークの1日でした。