スタンフォードのストレスを力に変える教科書 | ページをめくれ

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2013年 勤務していた会社が倒産。
50代でのサバイバルが始まりました。
これまでと同じ仕事は選択せず、
食 というテーマは変えず、違う形で、
地域に貢献できる方法を考え、
形にしていきたいと考えています。
しょうもないブログですが
よろしければお付き合い下さい。

まあ、お綺麗な先生です。

この先生の授業を20歳前後の男子大学生は

本当に授業に集中できているんでしょうか。

ま、選ばれし秀才ばかりの教室で、

それはいらん心配ですけど。

 

 

「ストレスは多くの病気の元であり、健康の阻害要因。

なるべく避けることが、健康で長生きの秘訣」

僕はこれまでそう思っていましたし、

同じように思っている人も多くいると思います。

しかしこの本は真逆の研究結果を丁寧に説明しています。

 

これまでに行われていたストレスに対する

健康被害を調べるためのラットの実験では

確かに健康被害があることが証明されているようです。

しかしそれはラット用ランニングマシーンで

限界まで走らせたうえに、水責め状態で泳がせる。

そりゃ強烈なストレスですが、一般の人間が

社会生活で感じるストレスをはるかに超えており、

人の場合と同一に論じることの矛盾を解いています。

 

また、ストレスから逃げずに積極的に立ち向かおうとすることが

幸福感や、健康増進につながると結論付けています。

逆にストレスから長年逃げてしまうと鬱になりやすいとも

指摘しています。

確かに、年齢を重ねても例えば仕事を忙しくされている方は、

隠居してゆっくりされている方よりも不幸かと言えば

僕は逆のように感じています。

 

心理学の立場から、ストレスに対する向かい方を丁寧に

検証していく内容。

ストレスというものを一度考える機会になれば

いいんじゃないでしょうか。