もう3カ月近く前の事なので覚書程度に。


この日は近藤聡明さんのティモンが「はじめまして」でした。

正直、「近藤さんって誰?」状態で、

ティモンに関しても「もう一息」感がありましたが、

一生懸命さが伝わってきたので好感が持てました。

その後アンサンブルに戻られましたが、

また拝見できる日があればいいかな、って思います。


本城さんのスカーは更に馴染んできたような気がします。


シンバは…やっぱ、南君の方が好き。



もう一回ハギーのスカーが見たいよぉ~!

先日観劇した「オンディーヌ」のラストシーンを見てから
頭の中でこの曲がぐるぐる回り始めました。



「オンディーヌ」の上演を知り、

出演予定の俳優さんたちの中に伝さんの名前を見つけ、

その位置に「もしかして!…もしかして!!」と期待が膨らみました。


が。

いやいや、油断は禁物…。


しかしその後、アルプの記事でその思いはさらに強くなり

田野さんのブログ で、これはもう間違いない!と。

だって、今までの伝さんと全然雰囲気が違う…。

こう言っては失礼なんでしょうけど、ハンスやってた時の石丸さんと共通なものを感じるんです。


そして程なく開幕。

キャスト情報には 騎士ハンス 中村伝 と…。

う、嬉しい…。うるうる 


四季公式 には舞台写真がUPされましたが…ハンスはやっぱり「きれいな人」でした。キラキラ



期待を胸に自由劇場へ。

今まで見たことない伝さんの表情は、毎日をハンスとして生きていらっしゃることを確信しましたが、

舞台では、ここまでの伝さんの頑張りと言うか、一生懸命さがひしひしと伝わってくるようでした。

また、四季を支えてこられた女優さんたちの相手役として向き合うというのは

ほんっとうに大変なことなんですね、今更ですが。


と言うか、見ている私の方もまだまだ未熟で余裕がなかったです。


千秋楽の頃にはどんなハンスになっていらっしゃるのでしょうか?

気になります…どこでもドアが欲しいです!どこでもドア

この先再演があるのなら、伝さんのハンスの進化を見届けたいのですが

この思いは叶いそうにないかな…残念ですけど。

でも、今回のキャスティングは伝さんにとっても貴重な体験だったと思うので、

これからに生かして頂いて、もっともっと素敵な俳優さんになって頂きたいです。

劇団を離れられた浅利さんがプロデュースされ、

「オンディーヌ」が上演されると知ったのが約2ヶ月前。

出演者の中に中村伝さんのお名前があったので発売と同時にチケットを取りました。


上演される度に、観劇したい、とは思いつつ、

(石丸ハンスは2度ほど見ています)

東日本大震災で諦めたり、昨年は急遽上演中止になりましたし、

私的に「ご縁がない」演目でありましたが、今回は無事に観劇できました。



で…、

ストーリーはわかるんです。

2幕なんて見どころもあって、侍従さんとオンディーヌの掛け合いも面白くて

くすって笑ってしまうところもありました。

でも、3幕の台詞の応酬はやはりなかなか消化できなくて、

今回も「巻き戻し→再生」を繰り返したい衝動にかられました。

(伝さんのハンスを焼き付けたい、と言う意味もあり?(^_^;))


物語全体はそんな中途半端な感想でしたが、色々と思うところはありました。


野村さんのオンディーヌは透明でピュアで、まさに清らかな水でした。


里咲さんのベルタはもう何もかもがぴったり!

でも、私的に里咲さんは「解らせてくれる女優さん」なので、

里咲さんのオンディーヌが一度見てみたい…。

そうすれば、この作品に対しての印象もまた変わるかもしれないかな、なんて思っています。


広瀬さんの水界の王と、下村さんの侍従は「うんうん!」って感じ。

あと、山本貴永さんの皿洗いの娘も「うんうん」。

 皿洗いの娘って大きな鎌を持っているし、死神?って思うのですが、イマイチ理解できてません。

 でも、「うんうん」なんです。


王妃の田野さんはとってもきれい~。

王の斎藤さんは背が高くてすらっとしててオットコマエで、

美男美女の絵にかいたような王様と王妃様でした。


ベルトラムですが、以前裕次さんがされてた時はもうちょっと存在感があったような?…。

脚本が変わってコンパクトになったそうなので、それでかな?


水界の王のマジックは映像になってて、私的には残念!

過去2回は京都と全国公演だったので、自由劇場でのあの仕掛けが見たかったんですよ!!

でも、最後のハンスの城の向こう側に広がる湖はとってもきれいで、とてもわかりやすかったです。


あと、プログラムが私が四季に出会った頃のようになってて

もう、キュンキュンするほど懐かしかったです。

「コーラスライン」を見てどハマリして、

四季の事なら何でも知りたいと思った一途だったあの頃。

そして、「キャッツ」以前の、ある意味古き良き時代の四季を感じました。


あとからあとからじわじわ来てます。

もう1回見たいなあ…。



父を送って一週間が経ちました。


今年のお正月、ちょっと体調が悪そうで、

高齢だしもしかしたら、と覚悟のようなものをしたんですが、

こんなに早くこの日が来るとは思っていませんでした。


納棺の時一言ずつ声をかけるように言われたのですが、

たくさんありすぎて何をどう言っていいかわからない…。

「長生きしてくれてありがとう」と、それしか言えませんでした。


本当に、この歳まで現役の娘でいさせてくれて、

親として見守ってくれて、感謝の言葉しかありません。


まだまだ思い出しては涙してしまいますが、

何時か会えたとき、「良く頑張った」と

.褒められるように、

しっかりと生きていかねば、と思います。