母にお願いして、

とりあえず私は会社へ向かった

 

 

 

 

 

その後も母とは連絡を取り続けて、

祖母のことが気になりつつも

仕事をしていました

 

 

 

 

 

すると昼過ぎ、

 

 

「義理姉さんの要望で施設に入居させたい

話しが出てて....。」

 

 

と、母から連絡が入りました。

 

 

 

 

 

え?施設?

たった一回の失敗で

急に施設になっちゃうの?!

 

 

(お互い焦ってて誤字脱字がすごい汗)

 

 

 

一昨日の水曜日に面談したばかりで

あんなに電動ベッドを拒否して

「まだ大丈夫」と言っていたのに?

 

 

これから歩行器やヘルパーを利用して

新しい日常を探っていくんじゃないの?

 

 

もう会社早退したいよ

 

 

 

 

すると夕方

 

 

 

「明日から入る施設が決まった」

 

 

と。

 

 

 

 

え?決まったの?

そんなにすぐに決まっちゃうの?

 

 

 

 

この時(2020年の12月)コロナが流行しており、

どの施設も面会謝絶状態で

一度施設に入居してしまうとしばらく

会えなくなることは分かっていた

 

 

 

....こんなにも急に会えなくなるの?

一回入居したらもう出てこれないのでは?


 

 

仕事を終えてすぐに祖母宅へ向かうと、

 

 

既に母と父と兄がおり、

入居する施設の契約書を父が記入していた

 

 

母は明日から入居する準備をしており、

 

 

パジャマは何枚いるか?

タオルは何枚いるか?

名前はどこに書くのか?

 

 

など、祖母と相談しながら進めていた。

 

 

 

祖母は家族がついた悲しい嘘を

信じていて、お試しで二週間のみ

入院するだけだと思っていた。

 

 

その為、入院して起き上がれるように

なったらすぐに自宅に戻ってくるだろう。

と考えており、

 

 

「まぁ、二週間だけだし、

これは持ってかんくってもいいか」

 

 

と、短期間だけ離れるつもりの

発言が多く、とても胸が痛かった

 

 

なんだか急展開すぎて状況が読めない

 

 

「おばあちゃん今朝はごめんね。

すぐに行けなくて...」

 

 

とりあえず祖母に謝ると、

 

 

「おばあちゃん、本当はももちゃんに

一番来て欲しかったんだよ。」

 

 

と言われてしまった。

 

 

 

そして

 

 

本当は夜中にトイレの失敗を

してしまっていたけど、

私が起きるのを朝になるまで待って、

電話のかけ方も分からなかったけど、

頑張ってかけてみた。

 

 

ということを知り、

 

どんな思いで朝まで待ってたのだろう。

尿でシーツが濡れて冷たくなって

いたかもしれないし、

なにより気持ち悪かっただろうに、

ずっと朝になるのを待ってたんだな。

 

なんで私は仕事を優先して

朝駆けつけてあげられなかったんだろう。

 

 

と、とてもとても後悔した。

 

 

結果的にすぐに施設入居になってしまったし、

私が居たら普段の様子を説明して

こんなにすぐに「入居」には

ならなかったかもしれないショボーン

 

 

 

など色々考えてしまい、涙が溢れてきた

 

 

 

悔しい。

 

 

寂しい。

 

 

 

 

こんなに早い施設入居の決断は

叔母と父が私にこれ以上負担を

かけさせてくない。

という想いもあったらしく、

 

トイレの世話までは厳しい。

という判断からだった

 

 

 

そして翌日、「二週間の約束」で

入居のお迎えが来ました。