私の父方の祖父は平成15年に亡くなった。

 

 

それにより、全ての財産は妻である祖母

が相続することになった。らしい。

(当時私は高校生で関与していなかった)

 

 

が、誰も法律上の手続きをすることなく、

約21年が経過。

 

 

 

現在、祖母は施設に入居しているが、

祖父が亡くなってから十数年間ずっと

祖母は一人暮らをしていた。

 

高齢になり、一人暮らしが困難になってきた

タイミングで祖母の介護を色々な事情から

私が手伝うようになり、

施設に入居する数年前から

祖母の自宅に通う日が多くあった。

 

 

そこで色々な郵便物を見る度に

未だに祖父の名前で届く郵便物を見て

 

 

”今は名義変更が義務化ではないけど、

手続きがスムーズにできるうちに

祖母の名前に不動産の名義変更を

しておいた方がいいのでは?”

 

 

と、ぼんやり思っていたが、

なかなか重い腰が上がらず、

結局放置してしまっていた。

 

 

 

 

しかし

 

 

 

この度、令和6年4月1日より

不動産の名義変更が義務化になった

ことをきっかけについに名義変更をしよう!

という話しを親族に持ち掛けた。

 

 

 

父と叔母からは

「司法書士に依頼したら?」

とのことだったけど、

 

 

少し調べてみたら

私でもできるのではないか?

と考え、今回自分で相続登記を

やってみることにしました。

 

 

その結果、調べ出してから

約2ヵ月弱かかったが、

費用を抑えて手続きを行うことができたので、

今回自分で行う相続登記を記録として

まとめてみました!!

 

 

 

今回の場合、、

 

 

 

♦家族構成と相続内容♦

 

被相続人:祖父

相続人:祖母、父(長男)、叔母(長女)の3名

 

 

祖父の死亡により、

財産は全て妻である祖母が相続し、

長男(父)、長女(叔母)と分割した。

 

不動産はマンションの一室。

 

 

♦必要書類について♦

 

【市町村の役所で取得する書類】

 

■被相続人(亡くなった人)

・戸籍謄本(出生から死亡まで全て)

 ※出生から10年経過後に他県へ引っ越ししている場合は出生時の県での戸籍謄本が必要

・除籍謄本

・住民票(登記簿上の住所、又は本籍の記載があること)

 ※死亡から5年経過すると住民票は発行できなくなる。

  その場合は【申述書+不動産の権利書】で対応

 

■相続人全員

・戸籍謄本

・住民票(本籍が記載されていること)

・印鑑証明書

・実印

 

 

【自分で作成する書類】

・登記申請書

・固定資産評価証明書(毎年4月に届く)

・相続関係説明図

 (原本を返却して欲しい場合は作成する)

・遺産分割協議書

・申述書

・委任状

 

 

【法務局で取得する書類】

・不動産登記簿

 

 

上記書類を一式揃えたら、、

管轄の法務局へ提出して約一週間後に登記完了です。

 

 

 

自分で作成する登記申請書は法務局のHPから

フォーマットがダウンロードできました。

 

 

基本的に法務局でいただける

不動産登記の冊子を参考に、

ネットでも調べながら

遺産分割協議書や相続関係説明図、

申述書、委任状をエクセルで作成。

 

 

また、法務局で時間予約制ですが、

司法書士と20分間のみ登記相談ができ、

2回利用して訪問しました。

 

 

この相続登記で、戸籍謄本を沢山見たり、

色々な書類を作成する中で「家族」や「結婚」

というものを法律的に強く感じ、

より一層、結婚したい気持ちが強くなりました。

 

 

そういった気持ちの部分も含めて次回からは

苦労したことや勉強になったことなどを

まとめて詳しく書いていきたいと思います。