はあい!
やはり聖子が好きなカイルです。
オールナイトニッポンで
松任谷由実の番組の特別ゲストに
デビュー45周年の松田聖子が登場!
思ったよりも突っ込んだ話も聞けて、
興味深い内容でした。
「白いパラソル」以降、松田聖子のシングルの作詞を手掛けた松本隆。
その松本隆がユーミンに声をかけて出来上がったのが「赤いスイートピー」。
前作「風立ちぬ」(大瀧詠一)のときに聖子が声変わりをしたため
それまでの高いスコーンと伸びる声が出ずらくなったため、
レンジを少し狭めた音域での作曲オファーだったそうです。
ユーミンが聖子に提供した80年代のシングルは
・赤いスイートピー
・渚のバルコニー
・小麦色のマーメイド
・秘密の花園
・瞳はダイヤモンド
・ロックンルージュ
・時間の国のアリス
になるのかな。
B面でもかいてるので、
「制服」とかも有名ですよね。
この中で、「ユーミンの提供した曲で一番難しかったのはどれ?」
という質問に対して、聖子は即答。
それは
「小麦色のマーメイド」
・それまで歌ったことがない曲調
・低いパートが続く
どのように歌えばいいんだろう、と考えた…とのことです。
ユーミンも、
「ブラックコンテンポラリーっぽい曲調を聖子が歌ったらどうなるんだろう?」と
思いながら書いたそうです。
(この曲がブラコンだとは思ったことなかったのですが、言われたらそうかも)
そのほか、
松田聖子が好きなのは
「渚のバルコニー」。
ユーミンが好きなのは
「瞳はダイヤモンド」
(セルフカバーしてるのはこの曲だけだそうです)
ユーミン曰く、「渚のバルコニー」はいろいろ技巧を凝らした楽曲とのこと。
サビ始まりも、聖子の音域が一番綺麗に聴こえる音域に合わせた。
また、Aメロが低く下がっていくほにゃららなど、
技巧を凝らして作ったそうです。
また貴重なエピソードも!
「赤いスイートピー」は最初レコード会社のディレクターから直しが入って
そのあと「I WILL FOLLOW YOU」を付け足した、なんて秘話も。
これは興味深いですね。
あのサビパートがなかったら、こんなにスタンダードにならなかったかも。
もちろん、一連のユーミンの楽曲に加えて、
松本隆の作詞、松任谷正孝(アリスのみ大村雅朗)の編曲、
そして聖子の歌唱とパフォーマンスと
全てが合致したからなんでしょうね。
そうそう、「秘密の花園」以外は、曲先で、歌詞は後から。
この曲は、財津和夫に依頼されてたのですが
超ポップでかわいい系の曲だったためか、ディレクターからOKがでず、
財津が辞退。
急遽松本隆がユーミンに頼み込んで作ってもらったというものらしいです。
また「ロックンルージュ」は、曲はすんなり出来上がったけど、
松本隆の歌詞がなかなか出来上がらず、
松本隆は消息不明を経て、なんとか書き上げたとか。
完成版の別歌詞状態のものも、ネットに出回ったのを見つけて
その歌詞でカラオケを歌ったりしたこともありました(笑)。
それでは、楽曲の制作裏話は本当にたのしい!
と思いながらSparklingなひとときを!