はあい!
最終回の最後、懐かしい音楽がかかって
エンドロールになったとき
「これまで、本当に、本当にありがとう」
とTVに向かってつぶやいてしまったカイルです。
20世紀の最後から始まった
「SEX AND THE CITY」。
20年近くの年月を経て配信された続編
「AND JUST LIKE THAT」。
シーズン3、エピソード12をもって、
いよいよ全ての歴史に幕が閉じました。
最終話にサマンサの姿がないのは残念だけど
キャリー、ミランダ、シャーロットの
3人?4人を見続けてきた自分を含め
世界中の多くのファンにとって
人生の中の何かにピリオドが打たれ
それぞれの新しいスタートとなったことは間違いありません。
ここから、最終話の感想・ネタバレポです。
最後に、キャラクター全員集合のシーンがなかったのは
ちょっと寂しかったですが、
それぞれの人生を、それぞれの幸せに包まれて終わるエンディングは
それはそれでよかったのではないか、と思います。
「さ、最終回でこんなシーン入れるの!?」と思わず大爆笑の場面も。
◆キャリー
・「ひとりで生きていく」ということを、初めてリアルに認識します。
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『認めていく。一人でいる自分を。
これは悲劇じゃなくて現実だし
それを受け入れていかなきゃいけないの』
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そして
『女は気がついた。孤独ではない。自分の力で生きているのだ』
と綴って、初小説の執筆を終えます。
・ほかのキャラクターがみな家族がいたり、恋人がいたりする中、
シングルを続けるのはキャリーだけ、という設定も納得の終わり方かもしれません。
これが、最後の最後のシーンです。
◆ミランダ
・ブレディに赤ちゃんができるので、ついにおばあちゃんに。
・スティーブとは離婚したままですが、良い関係を築けていそうです。
・新しい恋人ジョイと、お互いを支えながら幸せにやっていきそうです。
◆シャーロット
・ハリーも癌の手術を終えて、下半身の元気も復活!
・娘たちも健やかに成長して、幸せな家族生活を過ごしてます。
◆リサ
・歳下の編集者とは一線を超えないことをお互いに確認
・選挙に堕ちて落ち込む旦那さんを励ましながら、幸せな家族生活を過ごしてます。
◆シーマ
・若い庭師とのいろいろなギャップを、自分自身も変えながら大切に付き合っています。
・シーマは、自分を変えずに相手を変えさせそうですが、
ちゃんと自分自身も変えていくところが素敵ですね。
◆アンソニー
・ジュゼッペからのプロポーズに尻込みしながらも
・ちゃんとわかり合って、幸せな夫婦になりそうです。
これまでの歴史を見守ってきたファンとしては
大盛り上がりがほしいところもありましたが、
ウエディングドレスのランウェイの華やかなシーンとか、
下ネタで笑わせるシーンも盛り込んだりしたりして
SATCらしさもあって
これでサラリと、
それぞれに微笑ましい幸せのシーンで終わるところも「らしい」のかもしれません。
いやあ、でも、これで終わりなのか…
さびしい~。やっぱりさびしい~。
もっとキャリーたちと人生を同時並行で進めていきたかったなあ。
でも、きっとこれでよかったんでしょうね。
クリエイターがシーズン3の最終話の台本を書いた時に
「これで(シーズンではなく)全てを終わりにするのがよいだろう」と直感したそうです。
それでは、
きっとまたいつかどこかで会えることを期待しながら
「これまで、本当にありがとう。」と心を込めて、
Sparklingなひとときを!