はあい!
基本的に、暗い映画、重たい映画、善人が苦しむ映画は見ないカイルです。
でも「女王陛下のお気に入り」や「哀れなる者たち」のギリシャ人監督、
ヨルゴスランティモスの作品×エマストーンの組み合わせなら!と思って映画館で鑑賞しました。
ここから、ネタバレ・感想です。
うーん!不条理系映画!
監督は、いったいこの映画で何を描きたかったんだろう、という思いは
最後までぬぐい切れませんでした。
日本での評価は、賛否両論あるようです。
もし、邦題が「憐みの3章」ではなく
「KINDS OF KINDENESS」(優しさの種類)だったら
また受け止め方は違っていたかも。
基本的には、誰一人まともな人はいない系の
わけのわからないおかしな不条理な映画です。
3作連続出演のエマストーンのほか
前作に引き続き、ウィレムデフォーが出演。
そのほか
・ジェシープレモンス(「パワーオブザドッグ」「キラーズオブフラワームーン」)
・ホンチャウ(「ホエール」)
と実力派が出演。
みんなオスカーノミニーです。
そのほか
・マーガレットクアリー(アンディマクダウェルの娘!)
・ママドゥアティエ(モーリタニア出身)
・ジョーアルウィン(「女王陛下のお気に入り」ほかテイラースウィフトの元恋人)
↑3章で、エマストーンの元夫役。
とにかく、説明不可能なストーリーです。
アカデミー賞やゴールデングローブ賞では
俳優系の部門はノミネートしそうだけど、
作品自体の評価はどうなるんだろう…気になります。
とにかく「ヨルゴスランティモス作品が好き!」ということでなければ
見ないことをお勧めします(笑)。
それでは、これからの映画シーズンを楽しみにしながら
Sparklingなひとときを!