はあい!
予想外の「せつなさ」に胸がいっぱいになっているカイルです。
まさに月曜から夜更かし状態です。
アカデミー賞の作品賞や脚本賞にノミネートしていたので
気になっていた韓国語映画「パストライブズ~再会」。
NYを舞台にした24年ぶりに再会する二人の話です。
特に話の起伏があるわけではなく
凄く人間性や恋愛感情を掘り下げたわけではなく
でも、とてもせつなく、とても良い鑑賞後の空気に包まれます。
こういう映画が作れるなんて凄い!
3人しか出演者がいないのに、地味なつくりなのに、
これだけ評価されて、支持される映画を作れるなんて!
◆アカデミー賞
・作品賞、脚本賞
◆ゴールデングローブ賞
・作品賞(ドラマ部門)、主演女優賞、監督賞、脚本賞、非英語映画賞
以上、全部ノミネートではあるんですが
なかなか凄いと思います。
タイムパラドックスとか、アメリカにおける韓国人の歴史とか、
そういうことではなく
ただ12歳だった男の子と女の子が
それぞれへの思いを抱えながら
別々の人生を選び、24年後に再会した。
でも、二人は…
と、ある意味、古典的なモチーフで
36歳になった男が、ソウルからNYでアメリカ人と結婚した
幼馴染の女を訪れ、
公園を散歩し、会話し、観光船の乗り、
夫も含め3人で食事し、バーで飲んで、
「前世は…」「現世は…」「来世では…」
と2人とも答えを出せない会話をして、
男は帰国していく…
…と極端にいうとそれだけの話なのに!
久々に、良い映画、「クリエイティブってすごいな」と感激した映画になりました。
主演の女優さんの英語が聴き取りやすいので
リスニングの練習にもなります(^^)
それでは、家で見る映画は苦手だったのに
質がよいと見れちゃうんだな、と実感しながら
Sparklingなひとときを!