はあい!
スコセッシ監督、レオナルドディカプリオ主演、
ロバートデニーロ共演の米映画、
「キラーズオブザフラワームーン」を見てきたカイルです。
3時間半近くの大作!
有名俳優は、レオ様ことディカプリオと、
ロバートデニーロぐらいしか出演してませんが
感想、ネタバレ、レポートがなかなか難しい映画でした。
あ、ほかに、昨年のオスカー主演男優賞の
ハムナプトラことブレンダンフレイザー、
ジェシープレモンズ、ジョンリスゴーら、
オスカーノミニーもちょい出演!
1920年代のオイルマネーに沸くオクラホマ州が舞台です。
オクラホマというと、ディカプリオじゃなくて
ブラッドピットの出身州ですね、って今回のトピックと関係ない。
アメリカの開拓歴史には疎いのですが、
ネイティブアメリカンは、白人から虐殺されたり
過酷な扱いを受けた…という印象があったのですが
ネイティブアメリカンのオーセージ族は
石油で富を得て、一般的なイメージと逆転現象だったようです。
映画の軸としては、富を狙う白人との政略結婚や
犯罪の数々・・・といった、アメリカでも知られざるドラマが
原作の映画です。
当初、ディカプリオはこの事件の真相を暴くために
ワシントンから派遣された捜査官を演じる予定だったそうですが
「アメリカの人種差別を描くのに、白人がヒーローにになる映画はありえない」
とのことで、犯罪者側を演じることにしたそうです。
そして、盟友のスコセッシ監督に企画を持ち込んで映画化。
ディカプリオ×スコセッシの組み合わせは
・ギャングオブニューヨーク(2002年)
・アビエイター(2004年)
・ディパーデッド(2006年)
・シャッターアイランド(2010年)
・ウルフオブウォールストリート(2013年)
に続く6作目。
映画的には、エンタメ作品に仕上げてますが
もともとエンタメ作品にしにくいテーマであることもあり
アメリカはもちろん、日本のマーケットでも
映画好きな人が見る映画、という印象です。
たしかに、久々に「映画らしい映画を観た」という感想。
でも3時間半は長いかなあ。
妻役を演じたリリーグラッドストーンの目と表情での演技も上手で、
ディカプリオ、デニーロと3人はオスカーにノミネートしそうです。
ということで、「ちょっと見てみたいかな」と思うなら
見てみたら面白い映画だと思いますが
何か見るものないかな…からだと、長くてちょっと退屈な映画になるかもしれません。
しかし、あまり日本では知られていない
ネイティブアメリカンの側面を描いた映画としても
興味深かったです。
それでは、ディカプリオはやっぱりかっこいいなあ、
でも、どんどんマットデイモンに似てきてるなあ、と
思いながらSparklingなひとときを!