はあい!
ゴールデングローブ賞受賞や、
アカデミー賞にも多数ノミネートしている映画
「イニシェリン島の精霊」を見てきたカイルです。
うーん、映画としては見て良かったけど、
個人的には苦手な類の映画でした。
これはアカデミー賞で作品賞は無理だろうな…
監督も舞台も俳優もほとんどがアイルランド関係で
制作された映画です。
「不条理」という言葉が合う気がする…
監督は、いったいこの映画で何を言いたかったんだろう。
戦争への例え(一度始めたらおいそれと引けない)、
人間関係の変化の例え(一度変わったら、おいそれと戻れない)
鑑賞後の友人との考察で、いろいろ見方がわかってきましたが
それでも監督が言いたかったことは何なんだろう、という疑問は変わらず残ります。
作品賞、監督賞、脚本賞にノミネートなので
優れた映画なのは間違いなし!
ただし、全く商業的ではなく、ヨーロッパ的。
主演男優賞、助演男優賞2人、助演女優賞にノミネートと、
演技もすごい。
「ファンタスティックビースト」でヴォルデモードの偽りの姿コリンファレル、
同じくハリポタのマッドアイのブレンダングリーソン、
「エターナルズ」のバリーコーガン、
「アベンジャーズ」のアイアンマンのフライデーの声役、ケリーコンドン、
Wikiを見てもこの4人しか書かれてないぐらい。
1920年代のアイルランドの小さな島が舞台の、
(カイル的には)後味がなんともわからない、
極めて批評家好みの作品でした…
それでは、時には映画的な映画鑑賞もしてみるものだと思いながら
Sparklingなひとときを!