はあい!
ハワイツアーから戻った翌々日、
実は救急車で搬送されて、
そのまま緊急手術になったカイルです。
ハワイから帰った日の夕方。
いつもならすぐ荷解きをして
選択をしてシャワーを浴びて、
ちゃんと食事もするのですが、
その日は、時差ボケなのか、
なんだか疲れていて、
洗濯と荷解きが凡そ終わると
そのままベッドに。
食欲がなく、レトルトのおかゆを食べて
また横に。
しばらくしたら、気持ち悪くなってきて、
吐いて、お腹を下してしまいました。
あ、これは、ウィルス性胃腸炎かな、と思い
お風呂にも入らず、顔も洗わず
そのまま横に。
今思うと、吐いたのはその時だけ。
お腹の下し方も、激しいものではなく
2,3回だった気がします。
とりあえず、脱水肖像になるとまずいと思い、
水を2,3口飲んだら、もうそれ以上のことをする気力がなく
また横に…それを繰り返して、一晩過ぎました。
熱は微熱が出てたのかな。
コロナだったら困ると思い、味覚嗅覚を確認すると正常。
翌日は病院に行こう、と決めました。
次の日、異様な倦怠感に包まれ、
またレトルトのおかゆを1つ食べるのが精いっぱい。
いつもの病院まで歩いていける自信がないほどで、
家から歩いて5,6分のクリニックに電話したら
発熱外来は午後からということで、予約だけしました。
「倦怠感」という言葉ではたりないぐらい、異様にぐったり。
もうあまり記憶もありません。
熱は6度台だったのが、7度ちょっとまで上がってきたのかな。
お腹は下してなかったと思います。
13時にクリニックにいって、まずは物置をあしらえた寒い小部屋で抗体検査。
結果は陰性だったので、クリニックの中へ。
倦怠感がひどいので、4時間にもわたる点滴をすることに。
結果、4時間後には、38度に。
フツー、点滴して熱が上がるって、おかしいですよね。
医師も「うーん」という感じで、お腹も触って、触ると痛く。
そして、「ウィルス性胃腸炎」という診断で
胃腸薬が出て、とんぷくの解熱剤が出て、
様子を見ることに。
翌日は休館日だったので、もし具合が悪かったら翌々日に
再来院することになり帰路へ。
もう立ってるのもやっとで、なんとか歩いて家へ。
ハワイから顔も洗ってない、シャワーも浴びてない
伸びてきた爪も切る気力もない状態で、
またおかゆを食べて、とにかくぐったりで
ほとんど横になってました。
もらってきた胃腸薬、一瞬「あれ?変だな、この処方量」と思いながら
3錠、3錠、1包を飲んで寝ました。
すると、3時間後ぐらいに、何か異常を感じて目が覚めると
全身が震え始めました。
それが30分ほど続き…
手を顔の横に置くと「一人ビンタ」状態になるほど!
熱を測っても8度ぐらいだったので、
高熱による悪寒ではありませんでした。
理由は今でもわかりませんが、おそらく本来は
「1錠、1錠、1包」のところを、分量を間違えて飲んだからでしょう。
変だと思っても、それを確認する気力もないほど朦朧としていました。
薬って、怖い…
次の日、別の病院にいこうと思いながら、夜を過ごしました。
お腹もとくに下してなかったと思います。
いったん会社の人に明日はウィルス性胃腸炎で休むことを連絡して
次の日を迎えます。
翌日。運命の火曜日。
会社は休みにしていますが、午前中だけPCを開けて
たまったメールをチェックし、打ち合わせを1本して
午前中で終業。今思うと、よく仕事できたな。
結局、10分ぐらい歩く距離の病院に行く気力もなく
午後は寝てようと決めて、横になってました。
もう、この日の記憶はありません。
そして、夜になるにつれ、倦怠感は一層増し、
「何かがおかしい」と思うものの
救急車を呼ぶほどの決定的な理由もなく。
しかし、夜に異様なお腹の痛みに襲われました。
「これはやばい!」
でも、救急車を呼ぶことはできず、我慢してしまいます。
しかし「もしかしたら救急車を呼ぶかも」と思い…
結果、自分で救急車は自分では救急車を呼べませんでした。
やはり我慢してしまう。
救急車を呼ぶ判断をしたのは、電話で異変を察知した親でした。
その後入院になるのかどうかもわからないので
とりあえず保険証や下着を数枚だけカバンにつめて
救急車が到着。
今思うと
・第一部:発症から救急車に乗るまでの異様な倦怠感の辛さ
・第二部:コロナ禍だからこその救急車から手術までの辛さ
・第三部:初めての手術・入院。術後の辛さと不安
と3つに分かれるのですが、
今回はその第一部について書きました。
なるだけ、生々しく
「手術で大変だった~」というだけの感想にはならないように
記載していきたいと思います。
やはり、ある程度生々しくリアルじゃないと
自分自身、そして身近な人の急変に対応できない、
「知らないから、必要以上に不安になる」ことがとても多いと
体験から痛感したからです。
【今回から学んだこと】
・盲腸の症状として、嘔吐、下痢もある。お腹を押して離した時が痛い
・異様な状態になったら、救急車を呼ぶことを我慢しない
です。
それでは、第二部に続きます。