はあい!
ピンクレディの現役時代の姿は
ほとんど記憶にないカイルです。
でも、歌は知ってるんですよねえ。
意外と後期の
「ピンクタイフーン」
「カメレオンアーミー」
「モンスター」
などが好きです。
ケイちゃんこと増田恵子が
FM TOKYOの番組で
「初めて言った」というのが、
紅白歌合戦に関しての事実でした。
当時の事務所(?)の戦略で
レコード大賞を「UFO」で受賞したあとに
通常は紅白歌合戦に出場するのですが
ピンクレディは紅白歌合戦を辞退。
それが、流れを変えたそうです。
当時は紅白歌合戦を辞退する、というのはあり得ないこと。
そこからマスコミ業界を中心に
ピンクレディに対する風当たりが強くなり…
その少し後にアメリカ新出をして、
「KISS IN THE DARK」がビルボード37位にチャートイン、
ゴールデンタイムにTVでレギュラー番組まで持ち、
英語でトーク、コントまでして大人気。
つまり、米国進出は大成功だったのですが…
日本では「大失敗」と報道され
(ミーちゃんのパーマヘアまで大失敗と言われてました)
業界のピンクレディに対する空気も変わったため
一気にセールスダウン。
あっという間に、デビューから4年7か月で解散・・・
※米国でのTV番組は打ち切りになったとの情報もあります
となったそうです。
紅白を辞退した前年でしょうか。
ケイちゃんが腹水膜炎になり、
紅白に出場できるかどうか、という状態のとき
事務所の社長にNHK側からなんども
「出られるのかどうか!」と高圧的な連絡が入り、
社長はNHKに対する心象が悪化。
そのうえでの辞退だったようですね。
しかし、紅白辞退についての記者会見まで
開くことになり、ピンクレディの当時20歳そこそこの二人は
マスコミに険悪な雰囲気の中糾弾され続けたそうです。
そこだけ切り取ると、気の毒な感じがします。
5年も活動してなかったんですねえ。
その後、88年かな、その前後でトシちゃんこと田原俊彦が
その前の年の紅白落選を受けて、
「抱きしめてTONIGHT」で大ヒットを出した後に紅白辞退。
紅白出演が決まった後の辞退だった記憶があります。
斉藤由貴なんかも辞退してますが
それは出演が決まる前に辞退してたのかな。
それ以来、「紅白辞退」が一般的になってきたと思います。
いやあ、それにしても、怖いですね。
ピンクレディぐらい日本で唯一無二の大旋風を起こしたアイドルというか
歌手って、それ以来いるのだろうか・・・
そうそう、今回ラジオでケイちゃんが
「初めて言った」というのは次のことです。
事務所の社長の意向で紅白を辞退しましたが
ケイちゃん本人は紅白に出たかったそうです。
それはそうですよね。
それにしても、百恵やピンクレディが引退したあとに
ダーッと駆け上がっていく松田聖子は
本当に運にも背中を押されてたんでしょうねえ。
いろんなドラマがあるものだと思いながら
Sparklingなひと時を!