はあい!
アカデミー賞好きなので、
最有力候補と言われている
「パワーオブザドッグ」が気になっていたものの、
傲慢な牧場主に母子が陰湿にいじめられまくる話かと
思って敬遠してたカイルです。
でも、やはり見てみました。
ネットフリックスで見たのですが、
やはり、映像や音響の美しい作品は
映画館で見たいな、と思いました。
上映もしてるのかな。
感想としては難しく…
ジェーンカンビオン監督による
匠な作りを確認する映画
という印象です。
伏線の貼り方、描写の仕方、
暗喩のさせ方…対比のさせ方…
誰に感情移入するのか、などむずしく
終始、不穏な雰囲気が流れて、
また章立ての構成になっているのですが
起承転結やわかりやすい流れがあるわけではなく。
それにしても「ブロンコヘンリー」って実在のカウボーイかと
思ったら、作中の人物のようですね。
もしアカデミー賞で監督賞を取ったら、
女性では3人目となるジェーンカンピオン。
67歳のニュージーランド人。
イェール大出身の無骨なカウボーイ役を、
「シャーロック」「Dr.ストレンジ」の
ベネディクトカンバーバッチ。
英国人がカウボーイを演じるって斬新!
他にキルスティンダンストと実生活でもパートナーの
ジェシープレモンス、今作のももう一人の主役といえる
コディ・スミットマクフィー。
ほとんどこの4人しか登場しないのですが
4人とも主演、助演賞にノミネート。
ジェシープレモンスは33歳!?見えない!
絶対40歳以上でしょ(笑)。
コディは、「X-men」で、カート(ナイトクローラー)役だったんですね。
全身が青色だから、全然わかんない(^^;)。
音楽は、ジョニー・グリーンウッド。
ラディオヘッドのメンバーですね。
英国人だから、あんな不穏で美しいメロディが作れるのかも!
それでは、
きっとアカデミー賞の作品賞は
「コーダ あいのうた」が取るんだろうな、
という予感をしながらSparklingなひと時を!