はあい!

9年間見続けてきた米ドラマ「HOMELAND(ホームランド)」。

ついにラストであるシーズン8の最終エピソードを見終わりました。

なんだか、脱力状態です。

 

救いのない展開のような流れだったのですが、

最後は「まさかこんな形で終わるなんて!」という形で、

この手のスパイアクション、サスペンスでは

見られないような、

晴れやかで、ある意味ゴージャスなハッピーエンド。

こんな終わり方を実現できて、

脚本家はじめスタッフの皆さんの力量に感激だし、

見続けてきて本当によかった、と思えるラストでした。

本当に巧みで秀逸!

 

ラストシーンだけネタバレ感想しちゃいますと…

表向きの形としてソールをアメリカを裏切ったキャリーは、

モスクワでロシア諜報員のエフゲニーと

ラブラブに暮らしています。

ゴージャスにジャズライブに出かけるのですが、

実はキャリーは10年かかるといわれたロシア内部への潜伏を

2年で実現して、アメリカの諜報員としてロシア中枢に身を置くことで

HOMELAND=アメリカに貢献する道を選んだ…

という結末でした。

 

…と文章で書くと、やっぱりほろ苦いエンディングに見えるし、

実際に娘とは離れ離れ(アメリカで娘は嫌な経験もするでしょう…)、

祖国アメリカには帰れない身になりながら、

アメリカのやり方に多々疑問を持ちながらも、それでも

祖国アメリカのために孤独な諜報員活動をすることを選んだ…

というとてもキャリーらしい選択をした、ということがわかったところで終わります。

キャリーがソールに当てた最後の言葉は

「STAY TUNED(楽しみに待ってて!)」

という、辛かった時間が長かったっキャリーからは

でてこないような言葉で締めくくられたのも印象的です。

 

いやあ、それにしても、大きくブレたり、ダレることなく

よくシーズン8まで続けてくれました。

 

ああ、この「24」「ホームランド」で感じたようなカタルシスを感じされてくれる

ドラマが出てくるかなあ。

それでは、シーズン8に登場していた軍事顧問の俳優さんが、

実際のクレアデインズ(キャリー役)の旦那さんだとはつゆ知らずだったけど

Sparklingなひと時を!