はあい!
やるべきことがたくさんある時、優先順位を直観で
考えてしまうカイルです。
ナウBGMは「FLY BY DAY」(杏里)。
アカデミー賞で、
作品賞、監督賞、主演男優賞、助演女優賞などに
ノミネートしている映画「ミナリ」。
アメリカの映画ですが、80年代の韓国人移民を描いているので
映画の半分ぐらいは韓国語です。
面白いのは、幼い2人の子供たちは英語のほうが喋れること(韓国語も話しますが)。
親子の会話は、
子供は親に英語で話し、親はそれを理解してるけど話すのは韓国語という点。
日本人の自分にとっては、相手が英語で話しかけられて、
なんとなく意味はわかるけど、英語を喋れなくて日本語でしゃべるみたいな感覚なのでしょうか。
こうやって、バイリンガルが育つんだなあ、なんて思いながら見てました。
また、興味深かったのが、キリスト教とか
田舎町における教会や集会の意味合いとか。
映画自体は、キュアロン監督の「ROMA」に似ていて、
監督の半自伝的な映画。
特に大きなストーリーがあるわけではなく、
淡々と地味に話は進みます。
ラスト、やや唐突に終わる感じがするのですが
その分、それまでの感動が一気にこみあげてきて、
涙が自然にこぼれました。
主演はスティーブンユアン。
あの「ウォーキングデッド」の初期から中盤に登場していた
アジア系のグレンです。
まさか、いつの間にかアカデミー賞のノミネートする俳優になるとは!
ゾンビと格闘していた若者の頃から見てるから
なんだか感慨深いです。
また、奥さん役のハンイェリも、本当に上手で
抑えた感情や思いが伝わってきました。
それでは、「愛の不時着」に「梨泰院クラス」で慣れ親しんだ
韓国語と英語のミックスの作品を新鮮に感じながら
Sparklingなひと時を!