はあい!
また喉が怪しい状態になってきたので
粘膜のビタミンといわれるビタミンAが豊富な
菜の花を使って味噌汁、
安納芋とカボチャと鳥そぼろの煮物を作って
カロテンだらけのカイルです。
ナウBGMは「危ないボディビート」(石川秀美)。
古賀政男記念館のけやきホールで行われた
早見優、松本伊代と音楽プロデューサー酒井政利の
トークショーに行ってきました。
ジャケット並んでるとテンション上がる!^ ^
事前にどれだけ打ち合わせが行われたのかわかりませんが、
なんとも自由な展開で、
脱線する酒井政利を前にして、
早見優は一生懸命、進行を戻そうと頑張ってました。
それにしても、このライブ。
ゲストの歌手の曲を、数曲CDで流すのですが、
「センチメンタルジャーニー」が紹介されて流れる中、
伊代も優もまさかフルコーラス流れされるとは思ってなかったようで、
いつも歌っている本人が舞台に立っているのに
みんなでじーっと「センチメンタルジャーニー」を聴きこむという空間が
なんともシュール(笑)。
伊代も優も、聴きながら手で軽くフリをつけたりするんだけど
フルコーラスの音源をホールで本人たちと一緒にただひたすら聞く・・・というのは
なかなか経験がなく、本当、シュールな空間でした。
明菜にも話がおよび、新人時代もマイクを試して
「マイクの音はいってません」など、ほかの新人がしないような主張をしていたり…
なんてエピソードも。
伊代は、「女の子の気持ちがこもった曲を歌いたい」と主張して
尾崎亜美の家にいって「どうすれば歌がうまくなるでしょうか?」と質問して
一緒に「OZ」の映画を観た…とか。
思わず優ちゃんが「なんでOZを見たの?」と聞いたら
伊代「間が持たなかったからじゃないかな?」と天然の返答(笑)。
そして出来上がったのが「時に愛は」。
そのほか、優は
「当時は3か月サイクルでシングルをリリース。夏色のナンシーでようやく
ヒットしたのに、すぐに「渚のライオン」をリリースすることになって。
まだナンシーを歌っていたかったから、当時はあまりライオンを好きじゃなかった。
今は、明るくポジティブな歌だな、と思うんですけど」
なんてエピソードを披露。
そうそう、伊代の「センチメンタルジャーニー」は、湯川れい子作詞、筒美京平作曲なんだけど
筒美京平は伊代の声を大変気に入ったとか。
歌詞が先にできていて、それをもって伊代は筒美京平のスタジオを訪れ、
その場でピアノでメロディをつけていったそう(たしかそんなニュアンスの説明だったような)。
最初は「伊代はまだ16だから」は恥ずかしかったが、
メロディにのったら恥ずかしくなくなった、とか。
また、松本隆に話が及んだ際、
酒井氏から「あなたも松本隆に書いてもらったんでしょう?」とふられた優ちゃん。
「『誘惑光線クラッ』という曲があって。たしか全部で2曲だったかな」
とさすが優等生、ちゃんと自分の曲(シングル)が、誰に書いてもらっているか
覚えてるんですねー。すごい!(もう一曲は『STAND UP』)。
最後はさすがにカラオケ音源ですが
生歌を披露してくれました。
ナンシーとジャーニーはもちろん歌って、
珍しく「急いで初恋」と「時に愛は」。
普段あまり歌わない印象だったので、
新鮮でした。
「時に愛は」って、Aメロ、サビ、Cメロ、Dメロと
すぐにサビがくる変わったつくりだったんですね。
思ったよりも話の深堀がなかったですが、
でも、優ちゃんも伊代ちゃんも途中からは自分の意志を作品に反映させていったので
自曲についてのコメントが聞けたのは楽しかったです。
それでは、2022年には40周年。
そのときはきっと堀ちえみも歌手としてカムバックして
3人で何かやってくれると楽しみにしながら
Sparklingなひと時を!