はあい!
映画館で永遠にボリボリと食べ続ける女について
次のブログに書こうと誓ったカイルです。
ナウBGMは「雨に消えたあいつ」(伊藤智恵理)。
ゴールデングローブ賞やアカデミー賞の作品賞にも
ノミネートとしている映画「ジョジョラビット」を観てきました。
いやあ、そこまで期待してなかったんだけど
期待以上、大満足のいい映画でした。
戦争と子供がテーマだから、
まさかの展開もあり、
後半は涙が頬を伝わります。
第二次世界大戦末期の、ナチスドイツが舞台。
といっても、ジャンル的にブラックコメディ的で、
暗かったり、悲惨だったりはありません。
もちろん、戦争を茶化すようなことはなく、
真摯に描いています。
その、戦争をテーマにしつつ、コメディに仕上げ、
ちゃんと感動ポイントを作ってるあたり、
監督が巧みだと思います。
監督賞にはノミネートしてませんが、
NZ出身のタイカワイティティはもっと評価されてよさそう。
とても「マイティーソー バトルロワイヤル」を監督した人とは思えない秀作。
俳優は有名どころとしては
今作でオスカーの助演女優賞にもノミネートしたスカーレットヨハンソン、
助演男優賞を受賞したことがあるサムロックウェル、
「ビッチパーフェクト」で有名なレベルウィルソン。
でもみんないい演技してます。
特にスカヨハとサムロックウェルはさすが!
また、終戦間近のドイツがどのように英国や米軍、ロシア軍に
攻められてきていたか、ユダヤ人はどういう扱いを受けていたのか、、
あまり知らなかったので興味深いです。
もちろん、リアリティを追求した映画ではないので
なんとなくしかわかりませんが、それでもやはり知るべきことだな、と思いました。
といっても、ブラックユーモア的な笑いあり、後半は涙あり、
ラストはポジティブな感じなので、
戦争モノに抵抗ある人も大丈夫。
映画を作るっていいな、と思える作品だと感じました。
それでは、日本のジョジョだけじゃなくて
ドイツのジョジョもいいぞ、と思いながら
Sparklingなひと時を!