はあい!

まったく期待してなかった今日の森口博子の渋谷マウントレーニアのライブで

3回涙し、笑って、大満足のカイルです。

「夢に、締め切りはない」

「テーマは、生きること。生きようと思うと、矛盾がある。

それを乗り越えてもまた矛盾のループがある。

それが生きること」

「昔を振り返りながら、また明日への一歩を進んでいく」

「いつか突然終わりがくる。だからそれまでの出会いに感謝する」

もう思い出せないぐらい数々の名言が飛び出しました。

ナウBGMは「ETERNAL WIND」(森口博子)。


 森口博子のライブは、2年ぐらい前の東武動物公園で

早見優、松本伊代、石野真子、森口博子の4人のジョイントを

見たのが初でした。

優、伊代目当てだったのですが、

正直、一番歌がうまく、一番感動したのは

森口博子の「ETERNAL WIND」。

ということで、本日2回目のライブでした。

 

今年の8月に発売したガンダムのカバーアルバムが

なんとオリコンチャートのTOP3に!

自身最高ランクで、

NHKの企画番組から生まれたアルバムで、

紅白出場の可能性もあったようです。

 

今日のライブでは、同じガンダムファミリー(そんなのがあるんですね)の

鮎川麻弥も登場。

まさかの「風のノーリプライ(アコースティックバージョン)」を披露してくれて

この3か月で2回も生で、売野雅勇+筒美京平の名曲を

聴くことになるとは思いませんでした。

 

脱線しましたが、このライブ、森口博子の

元バラドルとしてのエンターテイナーぶりもめちゃめちゃ

発揮しつつ、

ガンダムのカバーソングを中心にしっかり聞かせる

歌のうまさを披露してくれました。

 

自分にとってちょうどいいボーカルな気がします。

押し付け過ぎず、かっこつけすぎず。

 

「哀・戦士」は押尾コータローのギターをフィーチャー。

「めぐりあい」は自分の声を多重録音したアカペラ。

どちらも見事で、

井上大輔のオリジナルの勇ましさとは違った解釈、世界観が

見事に表現されてたと思います。

 

井上大輔が自ら命を絶って久しい今、

この2つの名曲を生で聞く機会は

今しかないんだ、と思うと、

もちろん「ファーストガンダム」の名場面が

頭をよぎって、涙涙。

マチルダさん、ウッディ大尉、ミハル、スレッガー中尉、

ドズル、ギレン、キシリア、

ミライ、セイラ、カイ、ハヤト、カツレツキッカ…

いろんな顔が思い起こされます。

 

他のガンダム系の曲を聴くと、

歌詞が普遍的なんですよね。

恋愛の歌ではない、もっとスケールが大きい、

普遍的なテーマ。

希望や運命、戦い、命、未来…

またメロディも比較的わかりやすい、

共感しやすいものが多い。

だから、聴く人を選ばずに、

聴く人それぞれの心に響く何かがあるんだな、

と思いました。

そこに、癖のない透き通った森口博子の歌唱がマッチするんですね。

 

バラドルのイメージが強いけど、

ボーカリストとしての表現力と歌唱力を感じました。

 

本当、緩急つけた見事なライブ。

ファンを大切にするサービス精神も旺盛で、

本当ファンを大切にしていることも伝わってきたし、

MCが次から次へと飛び出し

最終的に3時間近いライブに。

ちょっと長かったけど、見事でした。

 

あ、ピアノは、松田聖子や森川美穂と同じ

野崎洋一さん。多才ですね。

 

いやあ、本当に行ってよかった。

ポジティブなパワーを存分にもらいました。

 

それでは、光る風の中、

夢がMORIMORIを懐かしみながら

Sparklingなひと時を!