はあい!
日比谷や銀座の華やかさ、やっぱりいいなと思うカイルです。
ナウBGMは、「ホワイトクリスマス」(ビングクロスビー)。
ロンドンで行われたプレミアでは
カイリーミノーグも試射に訪れた
エマトンプソン脚本の
クリスマスのロマンティックコメディ映画「ラストクリスマス」。
そのタイトルからもわかるように、
WHAM!の定番ソング「ラストクリスマス」に
インスパイアされた映画です。
ワム!をはじめ、ジョージマイケルの曲がたくさん流れるので
ファンはもちろん、気軽に楽しめる映画です。
そして、予想外に涙が流れました!
まさか頬を伝うほど泣けるとは。
でも、涙が目的の映画ではなく、
基本的には期待にたがわず、
気軽に楽しめるクリスマス映画です。
ある意味、とてもわかりやすい内容だし、
思わず涙する仕掛けも上手で、
期待以上によくできた映画でした。
全米での評価は「凡庸」とのことで今一つのようですが
気軽に楽しめる佳作だと思います。
日本人は好きそう。
主人公のエミリアクラークは、
「ゲームオブスローンズ」で一躍有名になり
「スターウォーズハンソロ」ではヒロインに。
相手役はヘンリーゴールディング(共同脚本)。
「クレイジーリッチ」にも出演していたマレーシアの俳優さん。
監督は、女性版「ゴーストバスターズ」のポールウエイグ。
ここからはネタバレですが、
ファンタジー色もあるコメディ映画の体裁の中には
旧ユーゴスラビアの戦争、難民、移民問題、BREXIT、
同性カップル、ホームレスなど
多様な社会課題もライトに描いています。
出演者も白人、黒人、アジア人など多様。
エマトンプソン自ら東欧訛りの英語で
存在感を示します。
しかし、なんといっても
「LAT CHIRISTMAS I GAVE YOU MY HEART」
という歌詞がベースになっていることです。
いろいろ無理くりな展開もあるのですが
WHAM!やジョージマイケルの曲が次々とながれて
細かいことは気にせず、
音楽と美しいロンドンのクリスマスシーズンの街並みと
かわいいエミリアクラークで
すべて許せちゃいます。
凡庸でも、安定した楽しさがある映画です。
気軽に見たいなら、おすすめです。
それでは、
自由に真実を見つめて、ウキウキしながらSparklingなひと時を!