はあい!
シーズン4の途中から見始めてすっかりハマったにも関わらず
前シーズン終了から3か月でのシーズン6放映に気づかず
Ep8から見始めることになって屈辱のカイルです。
腰も痛いのにい!
NHKめ、こんなに早く放映するなんて~。
ということで、この英国を代表する貴族ドラマも、
ついに最終シーズン。
このドラマ重厚なセットや演技とはうらはらに
1分~3分単位でどんどん場面が変わるのです。
登場人物も多いから、様々なストーリーが同時に進行するので
そのどっしりした雰囲気とは裏腹に、展開はかなり軽快なのです。
主人公メアリーの結婚が山あり谷あり(しかも、それは性悪メアリーが原因)だったのに
Ep8のラストで一気にまとまって一気に結婚式のシーン。
これには驚いた…
主人公の最大級のエピソードなのに、わずか10分もせずに話がまとまって終わるなんて…
そして、この貴族ものが流行ったせいか、アメリカでも歴史もの、貴族もののドラマが
制作されたりするのですが…
アメリカ産になったとたんに、リアリティのない美男美女が登場、
セットは華やかだけど、格式や厚みがないドラマになってしまうのです。
やっぱり貴族ものは、本家英国産に限ります。
「出かけるの?」
「関係ある?」
「うるさいだまって!」
「トムとお父様のせいでイライラしてたのか、それともいつものメアリーに戻ったのか」
「とにかく私をいじめたくなったのね」
「別に悪気が…」
「あったでしょ!」
「私を誰だと思ってるの?騙されないわよ。あなたは昔から陰険で嫉妬深い意地悪女よ」
「自分を不幸にするだけじゃ足りなくて、私まで巻き込んで!」
「言い訳なんてやめて。出てって!」
「今度もまた間違いを犯したわね。バカな人!」
「でも彼は幸運だわ。あなたから逃げられたんだもの」
あああ、これをクイーンズイングリッシュで聞き取れたらな。
素敵な英国貴族姉妹の会話です。
しかも二人とも決して美人じゃないリアリティ!
アメリカ人には逆立ちしたって作れないドラマです。
それでは、ラストシーズン、楽しみに見ていきながらSparklingなひと時を!