はあい!84年組も好きなカイルです。

荻野目洋子、長山洋子、菊池桃子、岡田有希子、吉川晃司、少女隊、セイントフォー、安田成美など有名どころのほか、

辻沢杏子、仙道敦子倉沢淳美、渡辺桂子、渡辺典子、宇沙美ゆかり、麻生祐未、沢口靖子、工藤夕貴、松本友里、岡本舞子、戸川京子、神野美伽など量産時代だったようです。

 

さて、その中でも最も人気があったのが菊池桃子。

 

1 青春のいじわる    秋元康  林哲司  林哲司
2 Summer Eyes     秋元康  林哲司  林哲司
3 雪に書いたLoveLetter 秋元康  林哲司  林哲司
4 卒業         秋元康  林哲司  林哲司
5 BOYのテーマ     秋元康  林哲司  林哲司
6 もう逢えないかもしれない  唐珍化 林哲司  林哲司
7 BrokenSunset    有川正沙子 林哲司  林哲司
8 夏色片想い     有川正沙子 林哲司  林哲司
9 Say Yes      売野雅勇  林哲司  林哲司
10 アイドルを探せ   売野雅勇  林哲司  林哲司
11 Nile in Blue    売野雅勇  林哲司  鷺巣詩郎
12 ガラスの草原    売野雅勇  林哲司  新川博
13 愛は心の仕事です  売野雅勇  和泉常寛 新川博
14 少年は天使を殺す  売野雅勇  和泉常寛 新川博
15 TOKYO野蛮人     唐珍化  和泉常寛 新川博
16 青山Killer物語   売野雅勇  和泉常寛 新川博
【作詞家】
秋元康   中央大中退
唐珍化   早稲田大
売野雅勇  上智大
【作曲家・編曲家】
林哲司   日本大
 
なんと特徴的な戦略!ほぼすべてのシングルを林哲司(北ウイング、悲しみがとまらない、二人の夏物語=すべて作詞は唐珍化)がつくってる!
そして作詞も秋元康が目立ち、後半期は「一回大ヒットを出し、そのあとアイドルをダメにさせる名人」こと売野雅勇。
このようにほぼ同じ作家だけの布陣というのも非常に珍しい!
編曲も林哲司が自分でやってるし。さすがに最後のころは別の人に託してたみたいですね。
 
学歴的には、作詞家はほぼ難関大卒。
桃子の世界は、八王子と高田馬場と四谷で作られてたんですねえ。
桃子自身も、伊代ちゃんと同じ戸板女子短大に進学。
オトナになってから法政大の修士課程をおさめ、アイドル系では最高学歴を達成。
(それ以外では早見優と西田ひかるの上智大か?)
 
さて、そして桃子といえば「ラムー」。
なんとも奇妙奇天烈なタイトルが最後に4曲並びます。
ピアノも弾ける桃子は「アイドルに違和感を感じていた」として
ロックバンドとして再デビュー→あっという間に消える
という…
抽象的で耽美的で意味不明な歌詞といえば、
売野雅勇の十八番で、ほかに森雪之丞も浮かびます(シブがき隊)。
でも、唐珍化も悪乗りで1曲作ってるんですね。
「ホラ ハートはキュッキュッ ダンスもキュキュッ
    足首もキュッキュッ くびれてキュキュッ」
…なんだそれ。
 
それではI MY ME MINEでSparklingなひと時を!