はあい!
ジョジョのシーズ4は、まったりしているのでブルーレイの販売が不調らしく
今後がちょっと心配だったカイルです。
でも、今回のエピソードは、非常に巧み!こんな作り方があったんだ、という
名エピソードだと思います。
完全に企画の勝利!企画って大事ですねえ。
・仗助たちが一切出てこない
・仗助たち以外のスタンドが、吉良の敵となる
・子供が父親が別人になっていた…というホラーサスペンスの定番手法がとられている
・死んだ猫が植物(スタンド:ストレイキャッツ)になるというアイディアの斬新さ
・悪役に惚れている女性の存在。
この後、悪役が仗助たちに殺されたら、彼女はどうなるんだろうという興味
このあたりが、「普通の街に、もしスタンド使いがいたら」という発想を
よく生かされていると思います。
日本の主にジャンプ系を中心とした戦闘ものって、主人公たちが
どんどん敵地に乗り込んでいき、そのたびに強くなるというのが定番で、
その強くなるセオリーに矛盾が生じるのがネックだそうです。
(聖闘士星矢が良い事例)
それに対して、スパイダーマンなどのアメコミ系は、主人公は基本的に同じ街にいて
そこに敵が次々に現れるというのがセオリーだそうです。
なので、主人公は、どんどん強くならなくてもストーリーの体裁は保たれるそうです。
まあ、どちらもそれぞれの良さがあるのですが、
ジョジョのシーズン4は、後者の設定ですよね。
その点が、ジョジョのシーズン3までに見られた典型的な戦闘ヒーローものと違うので
ちょっとまったり(スパイダーマンとかも、前半はまったりしますよね)した感があって、
苦戦していた要因なのかなあ、とも思います。
いずれにせよ、今回のエピソードは非常に意欲的な展開。
次回予告も
「7月15日(木)その1」
って、そんなエピソードタイトル、見たことないよね。
今11月だし、ジョジョは金曜深夜だし、7,15,1と数字が3つも並んでるし。
ヤラレタ!って感じです。