北欧の難民対策
■趣旨
日本ではあまりピンと来ていない、シリアやアフガニスタン、アフリカからヨーロッパへの難民問題。
今回は、難民に寛容と言われてきた北欧諸国の
・難民受け入れ状況
・政策の変更
を中心に
・ユニークな難民受け入れ案
・難民受け入れによって起こった惨事
についてまとめます。
本来は、同じ北欧といっても積極的だったスウェーデンとデンマークなど消極的な国の差はどこからくるのかを
探りたかったのですが、そこまでは調べられず。
今回は、移民に寛容だった北欧諸国における現状から、「移民を受け入れる」ということの難しさにを痛感する。
日本ではあまりピンと来ていない、シリアやアフガニスタン、アフリカからヨーロッパへの難民問題。
今回は、難民に寛容と言われてきた北欧諸国の
・難民受け入れ状況
・政策の変更
を中心に
・ユニークな難民受け入れ案
・難民受け入れによって起こった惨事
についてまとめます。
本来は、同じ北欧といっても積極的だったスウェーデンとデンマークなど消極的な国の差はどこからくるのかを
探りたかったのですが、そこまでは調べられず。
今回は、移民に寛容だった北欧諸国における現状から、「移民を受け入れる」ということの難しさにを痛感する。
■欧州の難民受け入れ概要
・EUの難民庇護申請の約3分の2をドイツ、スウェーデン、イタリア、フランスが受け持ち、承認された庇護難民のうちの3分の2を受け持っている。EU加盟国それぞれの人口との比率でみれば、ハンガリー、スウェーデン、オーストリアが一人当たりの難民庇護申請の届出数が上位にくる[19][20]。それぞれ国民1000人当たりスウェーデンが8.4人、ハンガリーが4.3人、オーストリアが3.2人の難民申請を受け取ったことになる。(ユーロスタッド統計より)
・欧州各国の難民申請数(2015年1月~9月)
ドイツ 26万人
ハンガリー 17万人
スウェーデン 6.8万人
イタリア 5.8万人
オーストリア 5.5万人
フランス 4.7万人
英国 2.7万人
スイス 2.3万人
オランダ 2.3万人
ベルギー 2.3万人
フィンランド 1.8万人
ノルウェー 1.3万人
ブルガリア 1.2万人
スペイン 1.0万人
デンマーク 0.9万人
ドイツ 26万人
ハンガリー 17万人
スウェーデン 6.8万人
イタリア 5.8万人
オーストリア 5.5万人
フランス 4.7万人
英国 2.7万人
スイス 2.3万人
オランダ 2.3万人
ベルギー 2.3万人
フィンランド 1.8万人
ノルウェー 1.3万人
ブルガリア 1.2万人
スペイン 1.0万人
デンマーク 0.9万人
一部のニュースでは2015年総計でドイツで100万人、スウェーデンで16万人の難民を受け入れているというのだから、相当な数に上る。
今やスウェーデンは国民の10%が外国人。第3の都市マルメでは、スウェーデン人のほうが少ないのでは…というぐらいになっているそう。
ドイツとスウェーデン、オーストリアは、難民ウェルカムの政策を9月ごろに行ったので、その影響が大きい。
ハンガリーは、ドイツを目指す難民の通り道で、そのままハンガリーに申請をした人が多いのだろう。
フランスはそれまでは移民受け入れ大国だったが、度重なるテロの影響で減少したのだろう。
同じ北欧諸国といえ、スウェーデンとほかの国(フィンランド、ノルウェー、デンマーク)で申請数に差があるのは興味深いところ。
今やスウェーデンは国民の10%が外国人。第3の都市マルメでは、スウェーデン人のほうが少ないのでは…というぐらいになっているそう。
ドイツとスウェーデン、オーストリアは、難民ウェルカムの政策を9月ごろに行ったので、その影響が大きい。
ハンガリーは、ドイツを目指す難民の通り道で、そのままハンガリーに申請をした人が多いのだろう。
フランスはそれまでは移民受け入れ大国だったが、度重なるテロの影響で減少したのだろう。
同じ北欧諸国といえ、スウェーデンとほかの国(フィンランド、ノルウェー、デンマーク)で申請数に差があるのは興味深いところ。
では早速スウェーデンの難民に関する現状を見ていこう。
(この一連のシリーズは、いろんなサイトを見て、そこからのものを引用してます。
引用元までは失礼ながら省略させていただきます…)