EXPO2025 大阪・関西万博訪問記 その272〜8月25日編⑥臨時快速「エキスポライナー」 | 「EXPO2025 大阪・関西万博訪問記」ありのまま生きてこう 自分を磨きながら

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「EXPO2025 大阪・関西万博訪問記」公開中!趣味の鉄道の話題を中心に、旅行記や生まれ育った東大阪、敬愛するロックシンガーソングライター・松阪晶子さんについてなど綴りたいと思います。

みなさんこんにちは。前回からの続きです。


10月13日(月)に閉幕した「EXPO2025 大阪・関西万博」。通算38回目となった8月25日(月)の訪問記をお送りしています。



万博西ゲートへのメインルートで、バスと鉄道との乗り換え拠点になっているのが「JRゆめ咲線(桜島線)桜島駅(大阪市此花区)」。


この駅発着で、万博輸送のために閉幕日まで運行されている、臨時快速「エキスポライナー」に体験乗車しています。



さて、始発の桜島を定刻の15:15に発車。「ユニバーサルシティ駅(同)」に停車した後は「大阪駅(同北区)」まで停まりません。

桜島線で唯一通過する「安治川口駅(同)」にはJR貨物の駅も併設されています。単機の機関車とすれ違い。これも、この路線の名物です。


安治川口を出て2分ほど。六軒家川(ろっけんやがわ)という橋梁を渡ると、列車は左カーブを取り始めます。進行方向にはさらに分岐器。





桜島線の線路は右側の2線なのですが、それから離れてこの分岐器をさらに左に取ります。



グーグル地図を加工。このような位置関係になります。桜島線から分岐器で入ったのは「梅田貨物線」という、貨物列車を走らせるための路線なのでした。


旅客定期列車では、桜島線〜梅田貨物線と経由するものは設定なし。万博会期中に運行される臨時快速「エキスポライナー」のみがこの特殊なルートを経由している、ということで、鉄道趣味的には注目を浴びているのでした。




桜島線に、大阪環状線が加わりますと「西九条駅(同)」の構内に差し掛かりました。頭上をまたぐのは「阪神なんば線」の高架橋。



右端には、大阪環状線の外回りホーム。貨物線はこのあたり2線に分かれますが、貨物線ゆえホームは設けられていません。



西九条の構内を通過するのにも関わらず、貨物線を経由するためにホームはないため、西九条には停車しない(停車させたくとも出来ない)、ということになっているのでした。


ここから「梅田貨物線」は単線になり「大阪環状線」上下線としばらく並行する区間に入ります。単線のために、反対列車と行き違いのためにいったん停車。


おっ、「特急くろしお号」です。南紀方面に向かう列車。それも、昭和末期から平成初期に走っていた、赤と黄色の復刻塗装。運の良いこと。

「くろしお号」もこの貨物線を経由するのですが、真反対に転線しているのは、西九条の手前で貨物線から環状線内回り線(右端)に入るためなのでした。



「くろしお」を見送った後に、臨時快速「エキスポライナー」は発車。


ここからは速度を出しはじめ、梅田貨物線を快調に飛ばします。次は「大阪駅」です。


次回に続きます。
今日はこんなところです。