こんなニッチなものを!「川崎車両 鉄道車両室内銘板メタルキーホルダー」ガチャガチャを発見!その2 | 「EXPO2025 大阪・関西万博訪問記」ありのまま生きてこう 自分を磨きながら

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「EXPO2025 大阪・関西万博訪問記」公開中!趣味の鉄道の話題を中心に、旅行記や生まれ育った東大阪、敬愛するロックシンガーソングライター・松阪晶子さんについてなど綴りたいと思います。

みなさんこんにちは。前回からの続きです。



先日、馴染みのガチャガチャ店舗で発見したこの「川崎車両 鉄道車両室内銘板メタルキーホルダーコレクション」なるシリーズについて取り上げています。1回500円で、全6種類。



前回記事でも触れましたが、車内銘板とは、国内あまねく鉄道車両の車内に取り付けられている、製造元と製造年を示したプレート類のことを指します。


最近では銘板ではなく、車両番号とともに表記がまとめられている例も増えています。「OsakaMetro400系」の場合はこれ。こちらは日立製作所製造。昨年、受賞した「鉄道友の会 ローレル賞」の記念銘板とともに。



ただ、大概はこのように車両端の壁面、それも鴨居に当たる上部に取り付けられているものですので、おおよそ鉄道ファンしか気にしない、実にニッチ過ぎるものの商品化だというので、すでにハァハァしています(汗)長田にて。



それに加えて、川車のそれはわたし大好きな京阪電車の全車両に取り付けられているものだというので、余計にです。淀屋橋にて。



それでは、そういったエピソードなどにも触れながら、手に入れたコンプリート品を、みなさま方と開封してみることにいたします。



最初はこちらから。ラインナップの中では、最も古い製造年、昭和31年です。



まず気になるのは、このデザイン性のある形状でしょうか。なにをイメージしたものなのか。両上が切り欠けているのも、印象に残ります。


裏面。形状の特殊さが目立ちますが、メタリックキーホルダーというので、重厚感がありますね。川崎の公式ライセンスの表記が光ります。




ところで、このデザイン性ある銘板、一度だけ見たことがあったことを思い出しました。



3年前に「大阪府立中之島図書館(大阪市中央区)」で開催された、この特別展でのこと。

明治末期の開業から、図書館に近い淀屋橋まで路線を延ばした1963(昭和38)年までの、京阪電車の歴史を回顧する展示でした。



これでした。製造年は異なりますが、これまで見たことのないデザインながら、おしゃれなもんやなあと感心したことを覚えています。


これは製造年からおそらく「1810系特急車(後年に1900系へ編入)」に取り付けられていたものだと思われます。

平成まで長年にわたり、京阪特急の代名詞となった「テレビカー」をはじめて連結した車両でした。出典①。


さらに、これに並んで展示されていたのは、それ以前に使用されていた銘板。昭和31年製造、というので、先ほどのキーホルダーと同じ製造年ですが、どうしたことか、デザインがまったく異なるというのも気になります。


アクリル製でなく金属製で、本物の「銘板」だという。時代を感じるレトロなもの。貴重な品ですが、昭和31年、32年を境にして、銘板のデザインが大きく変わったことがわかります。




ちなみに、この特別展では「京阪特急」にまつわる貴重な品々も、多数展示されていました。


そういえば、くずはモール「SANZEN-HIROBA」での「8000系特急車」特別展の訪問記を中断していたことを思い出してしまいました。失礼しました(汗)近々、再開いたしますm(_ _)m


次回に続きます。

今日はこんなところです。


(出典①「鉄路五十年」京阪電気鉄道株式会社編・刊 昭和35年4月)