大阪モノレール 延伸への道!その85〜東大阪市方面への延伸工事を定点観測 2024年10月続々編 | 「EXPO2025 大阪・関西万博訪問記」ありのまま生きてこう 自分を磨きながら

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「EXPO2025 大阪・関西万博訪問記」公開中!趣味の鉄道の話題を中心に、旅行記や生まれ育った東大阪、敬愛するロックシンガーソングライター・松阪晶子さんについてなど綴りたいと思います。

みなさんこんにちは。前回からの続きです。


断続的にシリーズでお送りしています「大阪モノレール 東大阪市方面への南伸事業(2029年度開業予定)について少しはさませて頂きます。




延伸予定区間は「門真市(同門真市)〜仮称・瓜生堂間(うりゅうどう、同東大阪市)」の8.9km。大阪モノレールホームページより。

事業認可後、昨年からおらが街ではじまった建設工事現場()付近、さらに今月からは()付近の定点観測を加えてするということをしています。



⑯地点にやって来ました。
スタートの①地点からは5、6百メートル南に下った「河内三島東」という交差点です。

画面左右に地平の「府道大阪中央環状線(中環)」南ゆきと、奥に高架の「近畿自動車道(近畿道)」。手前に降りて来るのは、その「東大阪北インターチェンジ」流出路です。



上の場所から、中環を西に渡った⑰地点

インター流出路が頭すれすれというところ。モノレール本線はこの流出路と地平の中環南ゆき、近畿道本線の間をかなり高いレベルで乗り越えて行きます。基礎工事は夏前からはじまりました。


回れ右しますと、すでに完成している6連の支柱がずらり並んでいるのが、この場所。

手前までのインターチェンジ流出路を越えなければならないために、高さは隣の近畿道本線のそれを大きく上回っています。こちらも完成からは早くも数ヶ月は経過しました。


思えば、ここにも支柱が出来るのか!と感動したのは、昨年12月のこと。


今年2月。


同6月。


そして8月。これで完工と思いきや…





中洲から支柱の足元を観察してみますと、保護材やガードレールが取り付けられています。

この6連支柱が建つのは、トラック利用を目的にしている「中環東大阪休憩所」。その駐車場なのでした。


さらに歩道を渡り⑱地点

この中洲部分には気になるものがあります。歩道の南側、駐車場の北端に当たるこの場所に、バリケードが並んでいます。



隙間から覗く。6連支柱に続くあらたな支柱の基礎工事がはじまっているのですが、なぜか3、4ヶ月はこのままで変わりがありません。他では支柱基礎工事があちこちで開始されていますので、地盤の関係もがあるのでしょうか。


どうも、気になるこの基礎工事です。モノレールは左右、南北へと高いところを走ります。


再び⑯地点に戻り、さらに南下します。


⑲地点。インター流出路が地平の中環南ゆきに合流するところ。くだんの6連支柱が立派に眺められます。なかなか壮観です。



この南側では、この6連に続くことになる支柱の基礎工事が今月から開始になりました。


観察していますと、ぽすん、ぽすんと機械が上下していますので、杭打ちのためでしょうか。



ところで、⑯地点あたりから中環の沿道に、この注意看板があちこちに立てられているのに気づきます。支柱建設工事、はわかるのですが、目に留まるのは「仮渡線設置工事」なるもの。



そういえば、地平の中環南ゆき本線にこのような表示も見られます。本線と側道とを行き来する渡り線は、ここから南側には数カ所設けられていることを思い出します。




⑳地点。中環南ゆきを「仮称・荒本駅」方向へさらに俯瞰したものですが、くだんの本線→側道、側道→本線の渡り線はここから4、5百メートルほど先に行ったところにあります。



実は、中環と近畿道の間に建てられた支柱を走るモノレールは、ちょうどそのあたりで中環南ゆきの真上に進路をずらします。


というのも、隣の「仮称・荒本駅」に至るには実にトリッキーなカーブを描いて、東に迂回せざるを得ないため。徐々に本線路を東にずらして行くという段階が必要なためなのでした。

中環から外れ、おらが街名物?の町工場群の中を縫うようにして走るこのあたりも、徐々に支柱の建設は進んでいるようです。また別の機会に定点観測しに行きたいものではあります。大阪モノレールホームページより。


そういったことで、定点観測している毎度の場所から北、南ともに支柱建設の工事は進んで行くようです。楽しみです。


次回はどのような進捗が見られるでしょうか。

今月はこんなところです。