暫定ながら、ついに完乗を果たしたJR東日本の全路線。その続編ということで、北東北からあちこち寄り道しながら、帰阪の途に就こうという旅日記をお送りしています。

旅の第2日目(2024年3月12日)。
「キュンパス」を使って北東北の青森、岩手と東京を乗り鉄した旅も帰阪の途。それも超大回りの道のりを進んでいます。

東京から「はくたか571号」で到着したのは、ここ「金沢駅」でした。すでに時刻は8時前になっていましたが、行程は続きます。
ここに来て、駅名標が普段から見慣れたJR西仕様に変わっているのには、大変ほっとします。まだまだ、金沢なんですけどね(苦笑)
ところで前回記事でも触れたのですが、帰阪の途に下車したのは「北陸新幹線 金沢〜敦賀間延伸開業」を4日後に控えた日。構内はすでに、その準備は整いつつあるようでした。

先ほどの駅名標。その左端に、テープ張りされているのが気になるのですが…

「小松駅(石川県小松市)」が隠れていました!こういったものを見つけるのは興味深いもの。

今春の3月16日「北陸新幹線」は「金沢〜敦賀間(125.1km)」が延伸開業しました。出典①。
先ほどの小松を含め、6つもの新駅が開業。
さらに福井県内にはじめて新幹線が到達するということで、歴史的な延伸になりました。

延伸開業した区間を最速40分で結ぶという、在来線特急の「サンダーバード」や「しらさぎ」と比べ、20分以上の大幅なスピードアップが果たされたのでした。
乗りつぶし好きとしては、これで「JR西日本」にあらたに未乗区間が出来た訳ですので、早く乗りたいなあと思うのですが。出典②。

わたしが降り立った12番線は、この時点では白山の車両基地につながるのみで、東京方面へ折り返す列車が発着するものでした。
敦賀方面からやって来た列車と、金沢始発の列車が対面で乗り換えられるようになりました。


恒例の?構内観察。時刻表も、仮のものがテープ張りされているのみ。この下には、敦賀開業バージョンが隠れています。

他にも、あちこちでこういった光景が展開されていました。


閑散とした夜の新幹線ホームですが、4日後からは様相は一変するのでしょうね。貴重な体験をすることが出来ました。

延伸開業ムードをあちこちから感じ取ることが出来るのも、なんだか晴れがましい気分になります。引き続き、その雰囲気を味わってみたいと思います。
次回に続きます。
今日はこんなところです。
(出典①「JTB時刻表 2024年3月号」JTBパブリッシング発行)
(出典②「読売大阪朝刊」2024年3月17日付け 1面)