みなさんこんにちは。前回からの続きです。

今年3月、期間限定で発売されたJR東日本全線乗り放題の企画乗車券「キュンパス」で、その北東北の未乗線区を乗り鉄しようと旅した際の様子をお送りしています。



ただいま「仙台駅(仙台市青葉区)」。
本題の「キュンパス」での北東北乗り鉄の旅、スタート地点になりました。

まずは新幹線で盛岡に向かうことにしているのですが、駅構内をぶらぶらと散策しています。



さて、たくさんの乗客でにぎわう、駅の東西を結ぶ連絡通路から一歩入ったところ。新幹線乗り換え改札へと向かう通路際に、このような展示を発見。



かつて、この仙台駅を発着した数々の特急や急行列車たちのヘッドマークの展示。

解説にあるように「東北新幹線開業(昭和60年3月、上野〜大宮間開業)」まで活躍した、在来線優等列車のものでした。


同時期に全国でも登場した、いわゆる「絵入りヘッドマーク」と呼ばれるものですが、首都圏から東北地方へ向かう列車のものは、その種類から実に多種多様でした。

列車の目的地や沿線の特徴、あるいは列車名称を美しく描いたものばかりで、小さかったわたしにとっても絵本などで知って、鮮明に覚えているものばかり。どれも秀逸だと感じます。


ところで、この展示から東西通路をはさんだところに、JR東日本のコンビニ「NewDays」がありまして…


お店の前には、お、ガチャガチャがあるではないですか。見かけるとついついラインナップを拝見してしまいます。


ここで発見したのは「東北トレインマークポーチ」のガチャガチャ!全8種類、300円なり。

東北地方を走っていた、在来線特急の絵入りヘッドマークを模したミニポーチが入っているもの。もちろん「東北地方限定」。

「在来線特急・急行の絵入りヘッドマーク」を模したもの、というのは変わりませんが、こちらは大阪を発着していた列車にまつわるものでした。2020(令和2)年9月24日アップ。



気に入って、いまも普段使いしております(^o^)


それはさておき、これは東北でしか手に入らないもの。さらに、小さい頃から印象深い独特の味わいのある数々のイラスト。


旅ははじまったばかりですが、思わず?6回ガチャしてみました。



やった、被らなかった!
裏面には、その列車の東北地方側の行き先が。


「はつかり」。上野〜青森間を10時間以上かけて結んだ昼行特急。なんと長い距離を走るものなのかと、幼心に感じたのを覚えています。

しかしながら、朝夕の空に舞う雁の群れ。
あまたある絵入りヘッドマークの中でも、わたしはこれがいちばん美しい、と思えます。


そして、同じく上野〜青森間を走破した「みちのく」。ただし、こちらは海沿いの「常磐線」経由。夫婦のこけしがかわいらしい。


そして「やまびこ」。上野〜盛岡間を結んだ昼行特急ですが、きれいな模様やなあと思いながら小さい頃にはこのデザインが不思議に感じたもの。まさにこれ山彦のイメージだったという。


あとは寝台特急「はくつる」と「ひたち」ですね。旅先のどこかで、またガチャガチャ見つけられればよいのですが。

いや、いいものをゲットすることが出来ました。わたしのおみやげはこれで十分(苦笑)


さて、そろそろ時間が迫って来ました。
先ほどの展示を左に見て、階段を上がったところが「新幹線中央のりかえ口」。



いよいよ「キュンパス」での北東北乗り鉄旅がはじまりました。


まず向かうのは、かつて在来線特急「やまびこ」が目的地にしていた、岩手・盛岡です。

次回に続きます。

今日はこんなところです。