みなさんこんにちは。前回からの続きです。
断続的にシリーズでお送りしています「大阪モノレール 東大阪市方面への南伸事業(2029年度開業予定)について取り上げています。
延伸予定区間は「門真市(同門真市)〜仮称・瓜生堂間(うりゅうどう、同東大阪市)」の8.9km。

事業認可後、昨年からおらが街ではじまった建設工事現場(ー・ー)付近の定点観測をするということをしています。大阪モノレールホームページより。

高架の「近畿自動車道(近畿道)」側の一車線は封鎖され、整地とともにたくさんの工事車両が留め置かれるようになりました。
奥の近畿道本線と、手前の「東大阪北インター」の流出路が複雑なところですが、その間、中環の真上をモノレールは走ることになります。


⑨地点。「河内三島東」交差点に到着。
「JR鴻池新田駅(同)」から連続する、鴻池の住宅街に入り込む生活道路が交わるところ。


中環南行の側道をわたり、冒頭の近畿道、流出路の付け根付近を望む。
施工業者さんの事務所が、もう一棟増えていました。いよいよ本格化という感じでしょうか。

⑩地点。その中環側道から本線をわたります。その先には、近畿道上下線と中環北行が走る。

おお〜壮観ですね。支柱もだいぶ高さがついて来ました。ここから見えるのは6本。

ここまで定点観測を続ける中で、基礎が出来ればそのあとの進捗は早いものだなとあらためて感じます。


⑪地点。中環と近畿道、両大動脈のど真ん中。この真上をモノレールが走ります。左側が先ほど保護がかけられた支柱が林立する工事現場。

隙間から覗く。歩道のぎりぎりのここにも支柱を建てることになっているのですが、基礎工事がようやく終わった段階でしょうか。



延びる支柱ばかりに目が行くのですが、基礎工事というものは本当に念入りにやられるのだなとあらためて感じます。このあたりもとより、地盤が強いところではありませんので…

しかし、わたしの定点観測では、支柱にいちばん近づいて観察出来るのはこのあたりだけ。
作業員の方々の動きを眺めるのも楽しいもの。

さらに、南下します。

⑫地点。「近畿道東大阪北インター」からの流出路が、中環の本線に合流します。


⑪地点から眺めた、6本の柱の反対側がここ。
やはり、日ごとに林立して来るとなると迫力があります。

高さは、隣の近畿道を越えそうですね。


⑬地点。ひとつ隣の「仮称・荒本駅(同)」方向を望む。ここは特に動きは見られません。

6本の柱の向こう(仮称・荒本駅方)でも、あらたにバリケードが設けられていました。
今度は、こちらの基礎づくりになりますでしょうか。

しかし、今回はさまざま勉強になる定点観測でした。支柱の建設工法のさまざまを知ることが出来た訳ですが、どうせならもっと間隔を詰めて観察してみたい気持ちにもなります。
