みなさんこんにちは。前回からの続きです。
断続的にシリーズでお送りしています「大阪モノレール 東大阪市方面への南伸事業(2029年度開業予定)について取り上げています。
延伸予定区間は「門真市(同門真市)〜仮称・瓜生堂間(うりゅうどう、同東大阪市)」の8.9km。
事業認可後、昨年からおらが街ではじまった建設工事現場(ー・ー)付近の定点観測をするということをしています。
「仮称・鴻池新田駅(大阪府東大阪市)」が設置される予定地から、南側へと進んでいます。
目の前地平の「府道大阪中央環状線(中環)」と高架の「近畿自動車道(近畿道)」に沿い、モノレール高架は建設されることになっています。
さて、ここは⑧地点。「府道168号線(石切大阪線)」と交差する「河内寺島東」交差点です。
中環と近畿道の南行きにはさまれた中洲ですがモノレールはこの真上を走ることになっています。対向のバリケード近くに、先月まではなかった看板が立っているではないですか。
いったん東側に戻り、確認してみましょう。
モノレール建設に関する、支柱建設工事の案内でした。
おっ、これはモノレールの仕組み解説です。
「単一(モノ)のレールを用いる」=「モノレール」とはうまく名付けたものですが、一般的な鉄道とはまた異なる点が多々あるもの。
急勾配・急カーブの配線にも高い順応性がある便利な乗り物です。
特にこのあたりですと、既設の高架物を幾つも越えねばなりませんので、その特性が活かされるというもの。
これは、支柱の建設工法について。
まったく素人知識なのですが、ケーソン工法と聞くと、海中や河川などに建造物をつくる基礎となるもののはず。ということは、やはりこのあたりも水っぽく地盤は緩いのでしょうか。
このように解説がなされていると、どの過程なのかわかりますね。わたしは専門知識がありませんので、ほぉ〜となるだけですが(苦笑)
ともかく、勉強になった解説でした。
ちなみに、これの裏にある水路はさながらビオトープのようになっていました。以前はドブ同然だったのですが。魚が棲めるくらいきれいになり、たくさん泳いでます。
長い信号待ちも、これで退屈知らず(苦笑)
さて、その解説案内の傍ら、中環の西側一車線は封鎖されてしまっていました。⑦地点。
ここに本線路の支柱がつくられることになっているのですが、これはなんやろう。基礎工事はこれからになるようです。
更地になった基礎工事がはじまるであろう先ほどの場所は、画面右端。
近畿道からの流出路と本線の間を縫うように、本線路は延びて行きます。
次回に続きます。
今日はこんなところです。