大阪モノレール 延伸への道!その70〜東大阪市方面への延伸開業が4年延期と発表 | 「EXPO2025 大阪・関西万博訪問記」ありのまま生きてこう 自分を磨きながら

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「EXPO2025 大阪・関西万博訪問記」公開中!趣味の鉄道の話題を中心に、旅行記や生まれ育った東大阪、敬愛するロックシンガーソングライター・松阪晶子さんについてなど綴りたいと思います。

みなさんこんにちは。今日の話題です。



NHK大阪ローカル「NEWS845」2024(令和6)年4月25日放送より。帰宅して寛いでいた身に衝撃的なニュースが流れました。


2029年度の開業を目指して、東大阪市方面への延伸工事中の「大阪モノレール」。
なんと開業予定が2029年から4年延び、さらに事業費も大幅に上振れする、というニュース。


この「大阪モノレール」東大阪市方面への延伸事業については、その工事の様子を定点観測するというシリーズを不定期にお送りしているのですが、これはまったく寝耳に水でした。


そして、延伸開業が4年延期になる理由というのが、工事区間の一部で地盤が想定以上に軟弱で基礎の強化のみならず、駅舎の設計や工法の変更からやり直さねばならないほどだということにも、触れられていました。


モノレール延伸区間の南端「仮称・瓜生堂駅(うりゅうどうえき)」付近がそれに該当するよう。「近鉄奈良線」と直交する場所です。

同日夕方の「NEWSランナー(関西テレビ、フジテレビ系列)」より。



この「仮称・瓜生堂駅」手前では、地上に車両基地も併設されることになっています。
ひょっとするとそれも関係しているのではと、予定地にうず高く積まれた土を見て、感じたのですが…




わたしが行っている不定期定点観測の場所でもそういえば、完成した支柱の傍らに数ヶ月前からこのような土盛が出来ていたのを思い出しました。くだんの瓜生堂からは4〜5km北の、市境に当たるところなのですが。



延伸区間の殆どは、大昔は海から入り組んだ「河内湾」だったところで、水が引いた後年には自ずから湿地帯になり、江戸時代以降、その特性を活用して大規模な新田開発がなされたところ。地盤は、確かに緩いのです。

朝日大阪朝刊 2024(令和6)年4月25日付け19面(大阪東部・河内地域面)より。




吉村府知事のインタビュー。確かにそうです…

しかし、これは残念なこと。後5年と待っていたものが、10年近く先になってしまいました。



ただそうなれば、徹底して安全を期して工事を進めてほしいもの。もとより、以前から浮かんでは消え、消えては浮かんだモノレール構想でしたから、とかく気長に待ちたいと思います。

今日はこんなところです。