みなさんこんにちは。前回からの続きです。

「北陸新幹線 敦賀〜金沢間開業」と入れ替わり、長年親しまれた在来線特急が姿を消した、敦賀から先の「北陸本線」。


全国的にも稀少な「特急街道」を最後に味わいたいと、大阪発「特急サンダーバード」に乗り、昨年11月に石川・金沢周辺をさまざま日帰り乗り鉄した際の道中記をお送りしています。



ただいま「内灘駅(石川県河北郡内灘町)」。

「JR金沢駅」に隣接する「北陸鉄道(北鉄)金沢駅」から北へ延びる「浅野川線」の終着駅。わずか20分弱の乗り鉄を楽しんで参りました。


さて、気づけば時刻は11時前。
大阪からサンダーバードの始発で着いたのは良いものの、あちゃこちゃ寄り道しているうちにこのような時刻になっていました。


砂丘の方まで散策してみたかったのですが、このあと北鉄のもうひとつの路線「石川線」が待っていますので、戻ることにします。グーグル地図より。


無人駅の多い「浅野川線」ですが、終着駅でもあるここには、駅員さんが詰めておられます。

内灘は金沢郊外のベッドタウン。系列バスとの結節点ともなっていることもあるのでしょう。佇まいに、どこか懐かしさのある駅舎です。


ところで、この駅に降り立つのは約9年ぶりのことです。前回は確か、義母の退職慰労旅行の道すがら、金沢で途中下車したのでした。


ヨメハンのありがたい配慮?でわたしは、乗り鉄の自由行動にさせて貰っていたのでした(汗)2016(平成28)年1月12日アップ。


その折のショットから。こうして顧みますとこれ、一世代前の券売機ですね。


現在は、タッチパネル式のものに装換。


9年前。いや、これは懐かしい機械です。
投入した金額に合わせて、ボタンの金額ランプが点灯するもの。


そうそう、フタが取り付けられているのはこども用。こうしてめくって、ボタンを押すのでした。自分が子どもの頃には、これが当たり前のものでした。

もっというと地元の最寄り駅などでは、平成に入っても私鉄への連絡乗車券は、すべて硬券(ボール紙で硬い厚みのあるもの)でした。年がばれますね(苦笑)



時刻表まわりは変わっておらず。
比べてみると15、19時台が減便されています。



北鉄金沢駅までは、大人片道400円。

ただし本数は少ないものの、浅野川線に並行する形で系列の北鉄バスも金沢駅西口まで運行されています。棲み分けは出来ているようです。



改札まわり。発車案内を兼ねたビジョンが取り付けられていました。地方私鉄ではよく見かけるもの。ところどころで、変化はしていることを確かめられました。


しかし大都市近郊とはいえど、あちこちにはどことなく、のんびりとした雰囲気が残されていることにほっとします。

再訪してこそ、再び味わえるものでした。



折り返し列車はすでにホームに停まっていました。改札がはじまってすぐでしたのでがらがらでしたが、少しずつ地元の方々と思しきお客さんが乗り込みはじめる車内。

それでは、いささか慌ただしいのですがこれで金沢駅まで折り返すことにします。


次回に続きます。

今日はこんなところです。