みなさんこんにちは。前回からの続きです。


断続的にシリーズでお送りしています「大阪モノレール 東大阪市方面への南伸事業(2029年度開業予定)について取り上げています。



延伸予定区間は「門真市(同門真市)〜仮称・瓜生堂間(うりゅうどう、同東大阪市)」の8.9km。

事業認可後、昨年からおらが街ではじまった建設工事現場()付近の定点観測をするということをしています。
「大阪モノレール」ホームページより。


「仮称・鴻池新田駅(大阪府東大阪市)」が設置される予定地から、南側へと進んでいます。



地点。JR高架の南側へとやって参りました。今月に入って動きがあったのが、この地点から左側(東側)にあった建機会社。

完全に更地になってしまっていました。



別の日にJR車内より。
ユンボはじめクレーン車両などが並んでいたのが、車窓からよく見えていたのですが。




実はこの場所は、モノレールの「仮称・鴻池新田駅」に付帯するロータリー予定地として計画に挙げられていた用地なのでした。



以前より、この用地の傍らには事業計画の地図が掲げられています。



あらためて確認すると、ここにはタクシーや路線バスが乗り入れる様子。特に後者は、どの系統なのか大変気になります。


ところで、ロータリー用地とJR高架の間には、細長く続く未使用の土地があります。もともとは用水路だったのですが、いつの間にやら蓋がなされていることには気づきませんでした。

この狭く細長い未使用土地、モノレール新駅と「JR鴻池新田駅」との連絡通路として活用されるのでは、とにらんでいます。


「仮称・モノレール鴻池新田駅」と「JR鴻池新田駅」との間は、約300m。

高架線沿いにはいちおう歩道はあるのですが、交通量の多い市道に比して、なんとも貧弱なもの。さらに建売住宅の真ん前を通るため、拡幅も難しいよう。乗り換え客が歩くとなると、些か心もとない歩道です。グーグル地図より。



となると、ある程度の幅があり、未使用のこれが活用出来るのでは。 

先ほどの、ロータリーにもつながりますし…



地点。さらにこの反対側は「大阪府立城東工科高校」の通学路として、すでに一部分が整備されています。

これを延ばせば、距離はあれども乗り換え通路に使えるのでは。奥が中環の地点。


そこから、回れ右したところ。
すでに「JR鴻池新田駅」の下り(京橋・北新地・尼崎方面)ホームの先端が見えています。

このあたりに乗り換えのための改札(西口?)を設ければ、便利だとは思うのですが。
ヲタの妄想で失礼いたしました(汗)



さらに南へ地点、「河内寺島東」交差点に出て来ました。


中環が混雑する原因というのは、ここで東西に交差している「府道168号線(石切大阪線)」だということは、以前の記事でも触れたところ。これを渡ります。



地点、中環の中洲から北方向を望む。
高架の近畿道側の2車線は封鎖され、バリケードが設置されるようになったのも先月より。



封鎖されている2車線の場所は「仮称・鴻池新田駅」が設置される用地の東側半分です。

JR高架から交差点までのこの区間、本来の車線を東側(画面右側)にずらすという工事が昨秋あたりからはじまっていたのですが、これは年明けに完成していたのでした。



この封鎖されている2車線と、整地途中の場所に跨るように「仮称・鴻池新田駅」が設置されます。近畿道をはさんで西側まで、整地は進んでいました。

長年、樹木が茂り放題だった未活用の用地がそうですが、先月から手が入りはじめました。JRをまたぐ高架駅ですので、大規模な工事になりそうです。進捗がまた楽しみです。


バリケードの前から、交差点南側を望む。

南側でも、2車線を封鎖しての工事が進められていました。駅を出て高度を稼ぎつつ、奥の「近畿自動車道 東大阪北インター」流出路を跨いでモノレールは南へと延びて行きます。



次回に続きます。

今日はこんなところです。