みなさんこんにちは。前回からの続きです。

来月16日の「北陸新幹線 敦賀〜金沢間開業」と入れ替わり、長年親しまれた在来線特急が姿を消す、敦賀から先の「北陸本線」。


全国的にも稀少な「特急街道」を最後に味わいたいと、大阪発「特急サンダーバード」に乗り、昨年11月に石川・金沢周辺をさまざま日帰り乗り鉄した際の道中記をお送りしています。



ただいま、久々の「金沢駅」構内を散策中。


いや、ようやく旅をしに来ているのだなとふつふつ湧き出して来るようですが、すでにおなかが減って来ました。早朝発でしたので、適当なものしか食べて来なかったのを思い出します。



ここの改札階には、おみやげや名品などを扱う「Rinto」という商業施設が入居しているのは知っていたのですが、ありがたいことにこの時間帯でも開いている食べ物やさんはあるよう。

うーん、どれにしよう。見たところ、列を成しているものもありますし。


迷いに迷い、駅そばにしました。
「加賀 白山そば」という「Rinto」を少し入った先のお店。人気店なのだそうです。



旅の醍醐味には「駅そば」も大きなウエイトを占めるものだとも最近では感じるのですが、これはおいしそう。

ゴロッとコロッケが鎮座する「能登牛コロッケうどんそば」(560円)が目に留まります。


しかしながら、目の前で並んでいるみなさんが挙って注文されていた、この「白えびかき揚げそば(620円)」に変更。


駅そばにかき揚げメニューは決して珍しくはないものですが、はっきりと白えびの形が判別出来るほどのこの大きさ。それも、一枚に結構な数が入っています。


白えびというと隣の富山が有名ですが、金沢近辺でも身近に味わえるのだとのこと。歯ごたえのみならず、香ばしさが本当にたまりません。


それから、やはりそばにはねぎ。
白ねぎの割り合いが関西より多いようにも感じるのですが、こちらも歯ごたえに、抜けるような爽気が実に味わいがありました。

気になるダシは、やはり関西とは違って少し濃ゆい味。北陸地方でも、そのあたりの違いは興味深いものがあります。ごちそうさまでした🙏


次回に続きます。
今日はこんなところです。