みなさんこんにちは。前回からの続きです。
その帰りしなに「OsakaMetro中央線」の最新型車両「400系」にはじめて乗車することが出来ました。その様子をお送りしたいと思います。
「400系」とは、いよいよ来春に開幕が迫った「2025年大阪・関西万博(日本国際博覧会)」で唯一、会場に鉄道でアクセスする「中央線」に投入が続く車両。
昨年6月にデビューし、鉄道車両とは思えない宇宙船のような独特な顔が話題を呼んでいます。朝日大阪朝刊 2023(令和5)年6月25日付け19面(大阪東部・河内面)より。
では、動画も交えてどうぞ。コスモスクエア(同)にて。
万博開幕時には隣の「夢洲駅(ゆめしまえき、同)」まで中央線が延伸されている計画です。
始発駅ですので、じっくりと車体を観察出来ます。窓がえらく小さいのは、やはり宇宙船を模したため?さながら、新幹線のようです。
さらに、車番表記がハイフンナンバーとは珍しいもの。406-10とは、形式では第10編成目。
現在のところ、400系は10編成(合計60両)が導入されているそうですが、そうなるとこれはその中でも最新のもの!運が良いです。

1編成は6両、座席はロングシート(窓に背を向けて座る)ですが、中間の1両だけはこのようなクロスシート(窓に対して直角に座席が設けられている)仕様になっています。
一両すべてがこれだとは、通勤・通学輸送に特化している地下鉄専用車両としては、大変珍しいものです。おそらく日本で唯一でしょう。
先ほども触れましたが、最大の特徴はやはり正面の顔でしょうか。
わたしにはウォーズマンやG-SHOCKのようにも見えるのですが、ヘッドライトとテールライトは角の四面に取り付けられています。
車内から、乗務員室の様子。外観からすると割合に普通です。当たり前か。OsakaMetroだけではなく、近鉄電車にも乗り入れていますので、そのあたりの事情もあるのでしょうね。
ヘッド・テールライトの角部分は、結構な大きさを取っていることが窺えます。画像を補正。
引き続いて、車窓を眺めながら。
乗車していて感じたのですが、従来の車両より明らかに静粛なことが印象に残ります。比較のために、地上から地下に入る九条(同西区)→阿波座間(同)。
この駅から東側は「近鉄けいはんな線」。
乗務員が交替し、車掌が居ないワンマン運転になります。見慣れた地下駅に、赤々と灯るテールライト。インパクトありありです。
さて、おらが街を走る「中央線」ですが、わたしは普段はそれより北側のJRユーザー。こちらにはあまり乗る機会がありませんので、ぜひに列車の観察をしておきたいもの。
コスモスクエア方面ホームの、最後尾に設けられた鉄柵の内側で構えていますと…
やって来たのは「30000A系」という車両。
こちらも新型車両で、万博輸送のために「中央線」へ続々と投入されているもの。「御堂筋線」では先行して登場した車両が、すでに主力。
ただOsakaMetroではおなじみ、ラインカラーがありませんが、万博閉幕後には「谷町線」に移籍するため、だとされています。こちらも居住性の良い車両です。
到着放送があったのでふと、反対側を眺めていますと…なんと、またも「400系」が入線して来るではないですか。さっき下車した列車の一つ後、連続していたのですね。
途中の「生駒ゆき(奈良県生駒市)」ゆき。
生駒ゆきが発車。警笛はOsakaMetroオリジナルのままですが、従来より幾分か乾いた感じに聴こえます。
コスモスクエア方面のホームに戻ります。
さて、次はなにがやって来るのか。
駅に停まる度に、鉄道とはご縁のなさそうな若いおねえちゃんや、奥さま方までもがカメラを向けるような、実にインパクトある車両。
万博開幕までに、合計23編成が出揃う予定だそうですが、これは中央線の顔ぶれがいっぺんに変わってしまうほど。楽しみではあります。
帰宅してヨメハン(鉄分ありません)に話したら、知ってるで、あれに乗ったん!?と、うらやましがられたのがうれしかった\(^o^)/
今日はこんなところです。