みなさんこんにちは。前回からの続きです。



断続的にシリーズでお送りしています「大阪モノレール 東大阪市方面南伸事業(2029年度開業予定)」。事業認可後、昨年からおらが街ではじまった建設工事現場()付近の定点観測をするということをしています。

「大阪モノレール」ホームページより。



定点観測のいつもの出発地点、「JR学研都市線(片町線)」の高架を南に越えたところから、今日はスタート。


地点。北方向を振り返る。

地平の中環と、高架の近畿道下り(松原方面)の本線からくだって来る「東大阪北インターチェンジ」の流出路が交わるところ。モノレール高架はこの狭い空間を縫うように敷かれます。




地点。「河内三島東」交差点に到着。

細い市道が交わりますが、鴻池新田の古くからの住宅地に入り込むもの。他に東西方向の道が少ないため、割合に交通量の多い交差点です。



横断歩道をひとつ渡る。上空には近畿道下り本線と、インターチェンジ流出路にはさまれている、地平を走る中環の中洲。変わりはなし。


ですが、この中洲から南側に回れ右すると大きな変化がありました。

クレーンが旋回するのは、中環と近畿道の間の「東大阪パーキングエリア」敷地内。断続的にですが、JR高架の向こうからここにモノレール高架が延びて来ることになっています。



歩道に面したぎりぎりの敷地内を隙間から無理やり覗くと、深い掘り下げと土留めです。先月にはなかったものでした。




その傍らにこのように鉄骨が幾つか置かれていましたので、おそらくはここにも支柱が建つのでしょう。基礎工事がこれからのようです。


違う角度から。おお〜、もう支柱組みが林立しているではないですか。これも先月には、これほど数はありませんでした。



地点。インターチェンジの流出路が中環本線に交わるところ。見たところ、6本の支柱が建設中。


先月は、支柱組みが2本はじまったばかりでした。わずか1ヶ月で、速い進捗です。




しばし、クレーンの作業の様子を観察。
笛が吹かれたり、作業員の方の合図と思しき掛け声が聴こえたり。活気があります。


さらに南方向を望む。ここも動きはないようですが、ひとつ先の「仮称・荒本駅」や「同・瓜生堂駅」付近では、同様に支柱の建造が進行しているようです。

別の機会に取り上げられればと思います。



しかしこの一年だけ、さらに、この狭い区域の現場だけでも、定点観測ごとに本線路の支柱が次々と完工するのには、驚きとともにうれしさが湧き上がって来るのが本音です。

毎回述べているようにも思うのですが、長年の計画が実現に向かって、本当に進んでいるのだなと感慨に耽ってしまう次第なのでした。


さて、今年の記事はこれでおしまいです。

今年を振り返って思い浮かぶのは、あのコロナが五類になり、世の中がそれ以前のような日々を取り戻しつつあることだったでしょうか。


そう思えるのはなにより朗報なのでしょうし、気分も楽にはなったことは事実。

ただ、まったく同じような日常が戻って来たのかというと、決してそうではないのでしょう。


決してコロナ自体がなくなった訳ではありませんし、自分のまわりでもコロナに罹った人も何人も居ました。

世の中が落ち着きはじめたとはいえど、身構えるものには違いないことにあらためて気づきます。すいません、仕事柄のことからコロナばかりですが(汗)


今年一年、ブログにおいでくださったみなさま方に、心より御礼申し上げます。
大変励みになったとともに、みなさま方の記事を拝読することが、とても楽しみでした。

どうぞ、よいお年をお迎えください。

今年はこんなところです。