みなさんこんにちは。今日の話題です。

断続的にシリーズでお送りしています「大阪モノレール 東大阪市方面南伸事業(2029年度開業予定)」。
「万博鉄道まつり」が来月9・10日に4年振りの開催!「大阪モノレール」ホームページより。

延伸予定区間は「門真市(かどまし、大阪府門真市)〜仮称・瓜生堂間(うりゅうどう、同東大阪市)」8.9km。

事業認可後、昨年からおらが街ではじまった建設工事現場(□・□)付近の定点観測をするということをしています。
https://ameblo.jp/kyle-of-lochalsh/entry-12825584826.html
前回は、10月末の様子をお送りしました↑
毎度の探索のスタート地点「仮称・鴻池新田駅(こうのいけしんでんえき、大阪府東大阪市)」の建設予定場所から、11月に入った最近の工事の様子をお送りしたいと思います。
画面端で左から中央奥(東西)に横切るのは「JR学研都市線(片町線)」。これに南北で直交するのが高架に「近畿自動車道(近畿道)」と地平の「府道2号線(大阪中央環状線、中環)」。

この二道路に沿って、モノレールは南北方向に建設されることになっています。これらの交点にあるのが「寺島ポンプ場前東」交差点。

目の前の中環は、上下線の間に近畿道を挟むという広い幅員。これを渡ります。


中洲に当たる地点、近畿道の東側に沿う形でモノレール本線が敷かれることになっています。ここに建設中の二本の支柱、ついに保護シートが外され、その全容を現しました!
9月の様子。この時点では、最頂部の鉄骨はまだ露出したままでした。1、2ヶ月あまりでも進捗具合は速いものなんですね。

角度を変えて。その高さはやはり、西隣の近畿道を超えるものでした。ただ、ちょっと変わった形状です。重心が少し偏っているのと、交差点手前の方がごついと言いましょうか。
この左右に、モノレール本線が敷設されます。

さらに、中環と近畿道を西に越えた反対側から望む。形状の違いがよくわかるのですが、二つの高さレベルはだいたい同じようです。
道路を渡り、再び出発地点に戻りました。真新しいコンクリートが目映い、巨大な支柱はやはり目立ちます。

では、出発地点のJR高架から少し進んで北方向に、一級河川の「寝屋川(ねやがわ)」を渡ります。
門真市駅方面へ向いたところ。地平の中環と、高架の近畿道にはさまれた細長い敷地に、モノレール支柱は建設されています。
本線路の支柱が春先には完成しているこちらには、先月に引き続いて特に動きはなし。

さらに北方向に進みます。
いつもの「大東市(だいとうし)」との境までやって来ました。ここから南側がおらが街。

ここは寝屋川をはさんで工区の異なる地点ですが、すでに北側に林立する支柱から、ついにこれが「並び」になりました。
ここまで経過を目撃しているので、思わず感慨に耽ってしまいます。
電車が横切る、奥手前の二本が冒頭の新支柱。


引き続いて、JR高架の南側も見て参りたいと思います。①地点「河内寺島東」交差点。「府道168号線(石切大阪線)」と交わるところです。
工事による規制で、側道までもクルマが信号待ちの列を成すほどでした。これまでですと、これほどまでに詰まるような場所ではなかったのですが。

JR高架方向(北方向)を望む。
くだんの二支柱が目立ちますが、規制されている本線で行われていた工事は、モノレール支柱を建設するに当たり、道路を東側(右側)にずらし、用地を確保するためだったようです。

交差点の南側も同様。混雑はこれが竣工するまでの辛抱になりましょうか。モノレール本線は
奥の近畿道と、インターチェンジ流出路の高架の間を通ることになっています。

さらに南方向へ進みます。②地点。
高架で別れるのは「近畿道 東大阪北インターチェンジ」流出路。

③地点、「河内三島東」交差点。鴻池新田の住宅街に分け入る、細い地道の入り口です。

このあたりからは、またも建設主体が変わります。大手の「森組」です。これは、中環と近畿道が為す中洲部分での通行止め。歩道のぎりぎりまで杭打ち機が入っているためのようです。

さらに南下して④地点。近畿道の高架下「東大阪パーキングエリア」にかかるところ。
インターの流出路が中環の本線に合流するところでもありますが、先月から、このあたりでもクレーンが活躍するようになったのですが…
この敷地内にも、あらたな支柱の建設が開始。
細長いパーキングエリアですが、支柱自体を建てるのには大きな支障はなさそうに感じます。

このあたりにも支柱が林立するようになるのには、そう時間は要さないようです。

しかし、基礎工事から少し時間を要していたこの二本の支柱。これがJR高架を越える日も、もう間もなくになるでしょうか。

季節は、晩秋から冬に入って来ました。工事開始から迎える、はじめての冬が近づきます。
年末にかけて、どのような変化が見られるでしょうか。楽しみに観察したいと思います。
今日はこんなところです。