みなさんこんにちは。前回からの続きです。
断続的にシリーズでお送りしています「大阪モノレール 東大阪市方面南伸事業(2029年度開業予定)」。事業認可後、昨年からおらが街ではじまった建設工事現場(□・□)付近の定点観測をするということをしています。
「大阪モノレール」ホームページより。

後編の今回は□地点、JR高架以南の様子を①〜⑤地点から、探索して参りたいと思います。
モノレール高架が建設されているのは「府道大阪中央環状線(中環)」と「近畿自動車道(近畿道)」との細長い敷地です。
□地点では、すでに春先に本線路支柱が完成。
ただここから南側で、本工事の進捗で本道・側道の一車線が制限されたことから「府道8号線(阪奈道路。大阪市内に入ると鶴見通)」を乗り越すこのあたりから、クルマの流れが悪くなることが見られるようになりました。

①地点。JR高架の南側へとやって参りました。
この日は、側道までもクルマが信号待ちの列を成すほどでした。普段は、詰まるような場所ではなかったのですが。

②地点。「河内寺島東」交差点からJR高架方向を望む。クレーンが目に留まります。

本道と側道の間にあった街路樹が、きれいさっぱりなくなったのは先月はじめの頃。見慣れぬ風景に驚いたものですが、もう慣れてしまいました。
樹木生え放題の場所は「仮称・鴻池新田駅」が出来るところ。ペデストリアンデッキになるのでしょうか、ここでは基礎工事が施工中。

ここで東西の「府道168号線(石切大阪線)」と直交。大小問わずトラックなど大型車両の往来が中環と相互に激しく、これもクルマが詰まる要因になっているようです。


近畿道から左側(東側)へ別れるのは、その「東大阪北ジャンクション」です。
さらに、南側へと進みます。



③地点。「河内三島東」交差点に到着。

左から近畿道の本線、中環、東大阪北ジャンクションへの流出路が並ぶところ。モノレール高架は、この間を縫うようにして建設されることになっています。

お、仮設の事務所が出来ています。このあたりも変化が早いもの。


交差点から、上下線にはさまれた中洲へと渡ることにします。モノレール建設予定地は画像、左右方向になりますが、仮歩道になっているのがわかります。
反対側から。杭打機がぎりぎりまで迫るためだったんですね。


しかし、間近で見ると本当に大きいものです。
毎回、感心して見上げてしまうほど。

近畿道の「東大阪パーキングエリア」にかかるこのあたりからは、建設主体が変わります。大手の「森組」です。

④地点。右側は「東大阪北ジャンクション」の流出路終点。ここで中環本道に合流します。
先月もあったなと思い出すのですが、クレーンの間にセメント会社の名を記した設備。コンクリはこの現地で製造するのでしょうか。素人ですのでスイマセン(汗)


⑤地点。この先「仮称・荒本駅」方向は見たところ、まだ手づかずの様子です。
この□地点の定点観測は、先月からはじめたばかりなのですが、それでも少しずつ工事が進捗していることがよくわかりました。

季節は秋ただ中。さて、来月はどのような変化が見られるでしょうか。
今日はこんなところです。