みなさんこんにちは。前回からの続きです。
今年6月に限定で発売された「近鉄全線2日間フリーきっぷ」で巡った、近鉄沿線乗り鉄道中記をお送りしています。
旅の第1日目(2023年6月13日)。
大阪を早朝に発ち、三重・四日市周辺の鉄道をぶらぶら巡るという行程になりました。
四日市から「名古屋線」を北上。木曽三川の雄大な車窓を愉しむ間に、終点の「近鉄名古屋駅(名古屋市中村区)」に到着したところ。
ということで、入場券で「JR名古屋駅」構内にやってまいりました。
いつも見慣れているのとまったく異なる列車が行き来するのを眺めたいからですが、やはり、得も知れぬ快感です。早速、東海地区の主役「313系」が。
そして、目の前に入線して来たのがこの「311系」。若い頃「青春18きっぷ」の旅では、米原からよくお世話になりましたm(_ _)m

ずらりと並んだ二面窓が、スピード感と軽快な印象を受けるのですが、この311系、昨年からついに廃車が出たというので驚いた次第です。
国鉄の分割民営化、つまりJRが発足(1987年4月)した直後、各社は独自設計の車両を競って製作することになります。
山岳線ならば「115系」もそうでしょうか。
北関東を旅した時のショットですが、岡山・広島・山口地区でも広範囲にわたり運用されていました。横川、小山にて。
米原で、JR西の新快速「223系」と隣り合うのも日常でしたが。東海地区から姿を消したのは2013(平成25)年3月のこと。
その「117系」で運行されていた「新快速」をスピードアップするため、民営化直後に導入されたのが「311系」なのでした。
話しを戻すと、JR発足で車両形式統一の必要がなくなり、各社の事情に合わせた車両を開発出来るようになった結果、JR東海ではこの「311系」が導入された、という経緯があります。
デビューは民営化から2年後、1989(平成元)年のこと。もう、30年選手になりますね。