みなさんこんにちは。前回からの続きです。
長いエスカレーターで地下まで降りますと、広々としたコンコース階に出ました。思いの他、空いています。

ずらりと、発車案内ディスプレイが並ぶ姿というのもまた壮観ですが、各ホームから地下通路への動線がまとまるところです。
この背後には新設された「西口」がありました。かつて「大阪中央郵便局」が構えていたあたりです。
ここでも、あらためてずらり並ぶ発車案内ディスプレイを、しげしげと眺めるのですが…「おおさか東線」の横にあるそれに、まったく表示がなされていないのに気づきます。
開催まで、2年に迫った「2025年大阪・関西万博」。会場へのシャトルバスが発着する「桜島駅(大阪市此花区)」までこの地下駅を経由して臨時列車が頻発されることになっています。
さらに、2031(令和13)年にはこの駅を起点に「なにわ筋線」が乗り入れる計画です。
朝日大阪朝刊 2017(平成29)年3月17日付け 1面より。「大阪駅(うめきたエリア)地下ホーム」は「仮称・北梅田駅」となっていた頃。
キタとミナミを直結し、さらにそこから関空へと、JRと南海電車、さらに阪急電車までもが乗り入れる構想のあるという「なにわ筋線」。
構想は古くからあれど、2017(平成29)年になってようやく事業化が決定。現在、沿線では工事が進められている新線ですが、おそらくはこれらの表示用に、取ってあるのでしょうか。
まだまだ先のことですが、実現の暁には、大阪の交通網というのがまったく変わってしまうほどのもの。楽しみは8年後まで待っておきます。
次回に続きます。
今日はこんなところです。