みなさんこんにちは。前回からの続きです。
現在放送中、NHK朝の連続テレビ小説「舞いあがれ!」。長崎・五島列島と、おらが街・東大阪がその舞台になっています。
本放送も、残すところ半月あまり。
劇中で登場した、市内の各地を市民はしくれのわたしが巡り、そのエピソードを回顧しようということを最後の1ヶ月で行おうという企画。
主人公・岩倉舞(→梅津舞、福原遥さん)たちが住む、劇中では「大阪府東大阪市摘路町(つむじちょう)」のモデルになった街を、当シリーズの最初にまず、訪問しようとしています。
やって来ているのは、劇中で主人公・梅津舞(福原遥さん)たちが通っていた「東大阪市立摘路小学校」こと「旧東大阪市立三ノ瀬(さんのせ)小学校」。ヤフー地図より。


「旧三ノ瀬小学校」と述べましたが、この小学校、2018(平成30)年3月に閉校、他の小学校と統合されてしまったもの。

それでは、学校を敷地外から観察して、劇中の様子を辿ることにします。
都合、閉校から5年が経過したというこの小学校ですが、緑が多いのは良いですね。


敷地北側から。ここにも門があったのですが…

劇中より。父・浩太(高橋克典さん)らを励まそうと、舞(幼少期・浅田芭路さん)たちが内緒で拵えた模型飛行機を飛ばそうと、ある休日に運動場に集まった面々。1994(平成6)年、初秋のこと。
少し離れたところに座っていたのは、舞の兄・悠人(幼少期・海老原幸穏さん)。
病状だった舞に両親がかかりきりだったために、複雑な心境を抱きはじめていた頃のこと。

そこで同級生になり、ウサギの飼育係を一緒にすることになったのが、後に親友になる久留美(幼少期・大野さきさん)でした。

これを飛ばしていたのは、この運動場。結果は、すぐに翼は取れてしまったのですが…
笠巻さん(古舘寛治さん)の後ろに、先ほどのシーソーが見えるカット。
この場所には、先ほどのウサギ小屋もありました。舞が可愛がっていた、黒ウサギのスミちゃんが逃げ出したのに気づき、思わず走り回ってしまいます。
貴司(幼少期・齊藤絢永さん)が無事に保護するのですが、舞は熱を出してしまいます。

そのようなことを思い出していますと、誰かに見られているような気配を感じます。

ああ…スイマセン。邪魔はいたしませんm(_ _)m人に慣れているのか、ず〜っと眺められていました。かわいらしい。
敷地西側にやって来ました。学校に隣接して「三ノ瀬公園」という、広い公園があります。
ところで、こちらは岩倉家のリビング。
めぐみが座る席の後方には、メモ板があるのですが、岩倉家が災害時の避難場所にしているのは「つむじ公園」。
「旧三ノ瀬小学校」が「摘路小学校」ですので
隣にある「三ノ瀬公園」は「摘路公園」ということになりましょうか。第22週より。
それはさておき、公園の西側をこのように歩いているのですが、南端あたりは殆ど生野区。
市内の俊徳道や布施に加えて「小路駅(しょうじえき、OsakaMetro千日前線)」が最寄り駅にもなる、というところです。
ところで「小路」が「摘路」?いや、小路は生野区やしなあ…気になります。現在地は★。
再び、南側の正門付近に戻って来ました。
校舎の外階段が目に付きますが、これ、わたしの母校のやつとそっくり。

運動場側から外階段と、通路の支柱が見えるシーン。

運動場は、さほど広くはないように感じますがこの左側に、先ほどの北門があります。
模型飛行機は、無事に空を舞いました。
その後、大学サークルで人力飛行機パイロットを務め、航空学校に進んだ舞の原点とも言える情景は、まさにこの場所この光景なのでした。

ところで前回記事で見つけた、正門付近の校歌を記した木板。「しぎいこま 山なみはれて」…
市内も東部に差し掛かり、生駒の山肌にかかりはじめると、今度はそれを中腹まで電車は登って行きます。瓢箪山駅にて。
劇中でも、生駒山にまつわるエピソードが幾つも登場したのですが、逆に山頂から、大阪平野を眺めたのがこのシーン。
市内だと、大概の場所から眺めることの出来る生駒山。先ほどのように、市内の学校の校歌には十中八九「生駒」や「生駒山」という歌詞が詠み込まれているのも、あるあるでしょうか。
わたしの母校、小・中学校ともそうでした。余談でした。市役所展望台より。
なんだか、懐かしい思い出に浸ることが出来た「摘路町」の訪問でした。

さて、この「旧三ノ瀬小学校」からまっすぐ北へ上がると「布施駅」に突き当ります。
摘路町が市内でも指折りの、便利な場所なのはうらやましい(笑)
劇中ではさらに、舞がパイロットの夢を封印し実家の「株式会社IWAKURA」に入社した後のシーンでも、市内ロケ地がありました。
次回は、そちらを探索してみたいと思います。
今日はこんなところです。