東大阪市民が巡る!NHK朝ドラ「舞いあがれ!」市内ロケ地を探索する〜その11 | 「EXPO2025 大阪・関西万博訪問記」ありのまま生きてこう 自分を磨きながら

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「EXPO2025 大阪・関西万博訪問記」公開中!趣味の鉄道の話題を中心に、旅行記や生まれ育った東大阪、敬愛するロックシンガーソングライター・松阪晶子さんについてなど綴りたいと思います。

みなさんこんにちは。前回からの続きです。



現在放送中、NHK朝の連続テレビ小説「舞いあがれ!」。長崎・五島列島と、おらが街・東大阪がその舞台になっています。



本放送も、残すところ半月あまり。
劇中で登場した、市内の各地を市民はしくれのわたしが巡り、そのエピソードを回顧しようということを最後の1ヶ月で行おうという企画。

主人公・岩倉舞(→梅津舞、福原遥さん)たちが住む、劇中では「大阪府東大阪市摘路町(つむじちょう)」のモデルになった街を、当シリーズの最初にまず、訪問しようとしています。


やって来ているのは、劇中で主人公・梅津舞(福原遥さん)たちが通っていた「東大阪市立摘路小学校」こと「旧東大阪市立三ノ瀬(さんのせ)小学校」。ヤフー地図より。




「旧三ノ瀬小学校」と述べましたが、この小学校、2018(平成30)年3月に閉校、他の小学校と統合されてしまったもの。


それでは、学校を敷地外から観察して、劇中の様子を辿ることにします。

都合、閉校から5年が経過したというこの小学校ですが、緑が多いのは良いですね。



敷地北側から。ここにも門があったのですが…



劇中より。父・浩太(高橋克典さん)らを励まそうと、舞(幼少期・浅田芭路さん)たちが内緒で拵えた模型飛行機を飛ばそうと、ある休日に運動場に集まった面々。1994(平成6)年、初秋のこと。


少し離れたところに座っていたのは、舞の兄・悠人(幼少期・海老原幸穏さん)。

病状だった舞に両親がかかりきりだったために、複雑な心境を抱きはじめていた頃のこと。



第1回目放送の時点で、原因不明の発熱に度々さいなまれることが明らかになっていた舞。3年生に進級したのにも関わらず、長い間欠席していました。


母・めぐみ(永作博美さん)に付き添われて、3年生最初の登校をします。




そこで同級生になり、ウサギの飼育係を一緒にすることになったのが、後に親友になる久留美(幼少期・大野さきさん)でした。



角度は若干違いますが、このあたりですね。
祖母・祥子(高畑淳子さん)が住む、長崎・五島列島に転地療養し、見違えるように成長を遂げた舞。第3週、東大阪に帰って来ました。



五島で祥子と、ばらもん凧を拵えた舞。なんとそれを改造して、さらに飛ぶようにしようとするのですが…



これを飛ばしていたのは、この運動場。結果は、すぐに翼は取れてしまったのですが…


笠巻さん(古舘寛治さん)の後ろに、先ほどのシーソーが見えるカット。



この場所には、先ほどのウサギ小屋もありました。舞が可愛がっていた、黒ウサギのスミちゃんが逃げ出したのに気づき、思わず走り回ってしまいます。

貴司(幼少期・齊藤絢永さん)が無事に保護するのですが、舞は熱を出してしまいます。


そのようなことを思い出していますと、誰かに見られているような気配を感じます。


ああ…スイマセン。邪魔はいたしませんm(_ _)m人に慣れているのか、ず〜っと眺められていました。かわいらしい。


敷地西側にやって来ました。学校に隣接して「三ノ瀬公園」という、広い公園があります。


ところで、こちらは岩倉家のリビング。
めぐみが座る席の後方には、メモ板があるのですが、岩倉家が災害時の避難場所にしているのは「つむじ公園」


「旧三ノ瀬小学校」が「摘路小学校」ですので
隣にある「三ノ瀬公園」は「摘路公園」ということになりましょうか。第22週より。


それはさておき、公園の西側をこのように歩いているのですが、南端あたりは殆ど生野区。


市内の俊徳道や布施に加えて「小路駅(しょうじえき、OsakaMetro千日前線)」が最寄り駅にもなる、というところです。

ところで「小路」が「摘路」?いや、小路は生野区やしなあ…気になります。現在地は



スミちゃんを探す舞。
右手に体育館のある、このあたりですね。



ちなみに、幼少期の舞はよほどスミちゃんが大好きだったようで…五島で、作りかけだったばらもん凧に描き入れるほどでした。


そのばらもん凧。夫の貴司(赤楚衛二さん)と暮らす岩倉家のリビングにも引き続き、大切に飾られていました。一昨日放送より。


再び、南側の正門付近に戻って来ました。
校舎の外階段が目に付きますが、これ、わたしの母校のやつとそっくり。



運動場側から外階段と、通路の支柱が見えるシーン。


運動場は、さほど広くはないように感じますがこの左側に、先ほどの北門があります。



完成した模型飛行機を飛ばそうと、浩太やめぐみ、笠巻や結城(葵揚さん)、さらに久留美の父・佳晴(松尾諭さん)がやって来ます。


めぐみと久留美がはじめて会ったのも、このシーンでした。





模型飛行機は、無事に空を舞いました。




その後、大学サークルで人力飛行機パイロットを務め、航空学校に進んだ舞の原点とも言える情景は、まさにこの場所この光景なのでした。


ところで前回記事で見つけた、正門付近の校歌を記した木板。「しぎいこま 山なみはれて」


東大阪は、市域の東側に生駒山系が広がる街。市のシンボルになっています。信貴山はそれを構成するひとつ。山の向こうは奈良県。

大阪市内から「近鉄奈良線」に乗っていますと
正面に、その生駒山がどんどん迫って来ます。



市内も東部に差し掛かり、生駒の山肌にかかりはじめると、今度はそれを中腹まで電車は登って行きます。瓢箪山駅にて。




劇中でも、生駒山にまつわるエピソードが幾つも登場したのですが、逆に山頂から、大阪平野を眺めたのがこのシーン。


市内だと、大概の場所から眺めることの出来る生駒山。先ほどのように、市内の学校の校歌には十中八九「生駒」「生駒山」という歌詞が詠み込まれているのも、あるあるでしょうか。

わたしの母校、小・中学校ともそうでした。余談でした。市役所展望台より。


なんだか、懐かしい思い出に浸ることが出来た「摘路町」の訪問でした。


さて、この「旧三ノ瀬小学校」からまっすぐ北へ上がると「布施駅」に突き当ります。


摘路町が市内でも指折りの、便利な場所なのはうらやましい(笑)




「布施駅」は、急行以下の列車(伊勢方面への一部特急も)が停車するターミナルです。

これで、主人公たちが住む「摘路町」界隈の探索はおしまい。


劇中ではさらに、舞がパイロットの夢を封印し実家の「株式会社IWAKURA」に入社した後のシーンでも、市内ロケ地がありました。

次回は、そちらを探索してみたいと思います。


今日はこんなところです。