来春開業!「JRうめきた新駅」運行概要が発表〜後編 | 「EXPO2025 大阪・関西万博訪問記」ありのまま生きてこう 自分を磨きながら

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「EXPO2025 大阪・関西万博訪問記」公開中!趣味の鉄道の話題を中心に、旅行記や生まれ育った東大阪、敬愛するロックシンガーソングライター・松阪晶子さんについてなど綴りたいと思います。

みなさんこんにちは。前回からの続きです。



読売大阪朝刊 2022(令和4)年12月10日付け 36面(社会面)より。


「JR大阪駅(大阪市北区)」の北側、商業施設や都市公園、高層住宅などの再開発が進められている「うめきたエリア」。




その直下に来春開業するのが「うめきた新駅」こと「JR大阪駅地下ホーム」。従来駅とは、地下の連絡通路で直結することになります。

先日発表された、この新駅を経由する列車の、運行概要などについてあれこれ取り上げています。NHK大阪ローカル「関西NEWS845」同9日放送、ならびにJR西日本プレスリリースより。



ここからは、JR西日本のプレスリリースからも拾ってみることにします。


「うめきた新駅」を発着することになるのは、関西空港への「特急はるか」や、和歌山方面への「特急くろしお」。これら方面への、大阪駅からの所要時間が大幅に短縮される、ということが目玉になっています。




そして、この新駅には「おおさか東線」も乗り入れることが、同時に発表されました。


「おおさか東線」は大阪市内東部、その外郭部を南北に貫く路線です。その南端は「久宝寺駅(大阪府八尾市)」で、奈良方面への「大和路線(関西本線)」と接続をしています。



大阪市内の外郭部、東部大阪地域というのは、東西軸の鉄道網は充実しているものの、それを相互に結節している南北軸の鉄道路線は、まだまだ数が少ないのが現状です。新大阪にて。


その外郭部を南北に結ぶ、重要な役割を果たしています。路線ナンバリングでは「F」

現在、新大阪まで運行しているものを、すべてその「うめきた新駅」まで延長するということで、くだんの「特急停車」に比べますと地味なようですが、これは便利になります。


さらに、朝夕に運行されている、同線を経由して奈良方面へ直通する「直通快速」も、新駅まで延伸されるとともに、その運行形態も改善されるようです。


具体的には、その「直通快速」が「JR淡路駅(同淀川区)」にあらたに停車することになるとのこと。


私事にわたりますが、新大阪などに所用がある際「おおさか東線」に、この「放出駅(はなてんえき、同鶴見区)」から乗り換えるわたし。

最近は、特に朝のラッシュ時間帯など、大変混み合うことが増えたように感じます。


終点の新大阪はビジネス街ですし、なにより、新幹線に乗り換えが出来るので、みなさんそこまで行くのか、などと思うのですが、くだんの「JR淡路駅」で多数の下車があります。



この駅の北側に、なんと巨大な橋桁が「おおさか東線」を跨ぐ光景が繰り広げられています。



JR駅からは、商店街を経由して西方向へ少し歩くのですが、ここで「阪急淡路駅(同)」と連絡しているがためでした。

「京都線」「千里線」が接続し、さらに南下すると「OsakaMetro堺筋線」とも直通運転しているターミナル駅です。


梅田方面のみならず、千里丘陵や、北摂・京都方面へ「おおさか東線」から乗り換えて向かうというあたらしいルートの利用が増加していることが、乗降客の数から窺い知れます。

「直通快速」の停車で、これはさらに利便性が高まりそうに感じます。


とかく、貴重な南北軸の足という性格そのままに、郊外から「梅田」という都心へ直結するというので、ルート選択もかなり増えることになります。混雑の緩和にもなるのでしょうね。


関西圏の新路線開業というのは、ここ10年ほどで急激に進められている感が強くありますが、なんにしろ、選択肢が増えるということはありがたいこと。新大阪にて。


「学研都市線」や「おおさか東線」ユーザーのわたしなどには、大阪(梅田)に行く折など、このように、選ぶ楽しみも増えます(笑)

今日はこんなところです。