来春開業!「JRうめきた新駅」運行概要が発表〜前編 | 「EXPO2025 大阪・関西万博訪問記」ありのまま生きてこう 自分を磨きながら

「EXPO2025 大阪・関西万博訪問記」ありのまま生きてこう 自分を磨きながら

「EXPO2025 大阪・関西万博訪問記」公開中!趣味の鉄道の話題を中心に、旅行記や生まれ育った東大阪、敬愛するロックシンガーソングライター・松阪晶子さんについてなど綴りたいと思います。

みなさんこんにちは。今日の話題です。



夜9時前、NHK大阪ローカル「NEWS関西845」2022(令和4)年12月9日放送より。


「JR大阪駅(大阪市北区)」の北側、大規模な再開発が行われている「うめきたエリア」。

その玄関口として、来春開業へ向けて建設が進む「うめきた新駅」を経由する、列車の運行概要が発表された…というニュースでした。



お〜、プラットホーム階はだいぶ完成しているようです。工事の進捗具合は9割方だそうですが、カーブのきつさが目立ちます。どちらの方向になるのでしょうか。


観察してみますと、反対側にもホーム。
地下新駅は、2面4線の設えになるようです。


ホームには、扉が全面開放するという、国内初の「スクリーンドア」が取り付けられることになっています。ふすまのようです。


この「うめきた新駅」を発着する主要な列車というのが、京都・新大阪から関西空港へ走る「関空特急 はるか」です。


現在は、新大阪駅に停車した後、大阪駅の北方にある「梅田貨物線」を経由、環状線に合流し天王寺駅から「阪和線」へ至るという経路。

ただし、この貨物線を経由するルートでは、配線の関係で、多数の乗降客が見込める大阪駅を経由出来ない、という欠点がありました。


その「梅田貨物線」を地下化し、線路を大阪駅側へと移設。駅真北に新駅を設置することで、従来の「JR大阪駅」と接続させるとともに、再開発著しい「うめきたエリア」のアクセスにもする、という画期的な新線、新駅計画です。


しかし、これは本当に便利になりますね。


テロップにもありますが、便利な大阪駅から関空や和歌山方面へ向かうとなると、本数は多いものの、所要時間がかかり、混んでいる「関空・紀州路快速」でしたから、ここから特急に乗れれば、大変な時間短縮になります。和歌山にて。



「うめきたエリア」自体も、すでに一部が開業してはいますが、とかく緑の多さが目に留まります。いまは更地ばかりですが、どのような施設が入るのか、気になります。



おそらくは、大阪都心では最後の大規模な再開発なのかも知れません。繰り返しますが、ビルばかりでなく、緑が多いというのが!



「うめきた新駅」の具体的な場所は、あたりの地下になりましょうか。大阪駅の西端部からは、連絡通路でつながることになっています。
改札内連絡なので、従来の高架駅と同一の「JR大阪駅」です。

なにより、大阪駅や梅田駅からは目と鼻の先。人の流れも、大きく変わりそうです。新梅田シティより、2021(令和3)年12月撮影。


ところで、この期待の新駅。
発着するのは、先ほど触れた関空への「特急はるか」や、和歌山方面への「特急くろしお」だけではないことも、同時に発表されました。


大阪市内東部の外郭部を、南北に走る「おおさか東線」現在「新大阪駅(大阪市淀川区)」が終点になっているものを、この地下新駅まで延伸する、ということになりました。


次回に続きます。

今日はこんなところです。