みなさんこんにちは。前回からの続きです。
先日、8日まで「阪急百貨店うめだ本店(大阪市北区)」で開催されていた「鉄道模型フェスティバル」を訪問した際の様子を、シリーズでお送りしています。
さまざまな展示がなされている会場、まずはお目当ての鉄道模型各メーカー、その新製品の数々を拝見しています。
引き続いて「TOMIX(トミックス)」ですが…

展示されていたのは、白い流線型が特徴的な「VSE車」という愛称の「50000形車両」。
流れるような一体的な編成美ですが、注意書きには「ラストラン」という文字が。
この車両、2005(平成17)年に2編成20両が新造されたそうですが、車体構造が特殊なこと、経年劣化による装備の更新が難しいという理由で、今年3月を以て定期運用から外れ、来年には完全引退してしまう予定なのだそうです。
経年が浅いので、なんとももったいない話し…と感じるのですが、それに代えられない事情なのでしょうね。小田急電鉄ホームページより。
さらに少し調べてみますと、この車両は「ロマンスカー」の代名詞である展望席を、久々に復活させたものだとのこと。出典同。
わたしはまったく沿線外の人間ですのであれなのですが、物心ついた頃、絵本などで登場するのはその展望席がついた車両ばかりでした。
ではここからは、わたしが幼心に強烈な印象を抱いた頃の「展望席つきロマンスカー」の活躍を探ってみることにします。
出典は、手元の「カラーブックス日本の私鉄5 小田急(生方良雄・諸河久共著 保育社刊 昭和56年4月発行)」より。

ページを開きますと…デビューしたばかりの「7000形LSE車」が大見出しでした。
前傾のすらっとした顔、大きな窓…いまから見てもかっこいいものですね。

そして、それまで長年主力だったのは「3100形NSE車」というこの車両。先ほどの「7000形」と違って、ヘッドマークは差し替えるんやなあと、薄々?違いを感じていた幼少期でした(わたしはこちらの方が好きでした)。

実は、全国あちこち旅したことがあるくせに?この有名な「ロマンスカー」には乗ったことがありません。これは、是非に一度は乗ってみたいもの、と、あらためて感じる次第でした。
見たことあれど、乗ったことがない車両の思い出話しに、お付き合いありがとうございましたm(_ _)m
次回に続きます。
今日はこんなところです。