阪急うめだ本店「鉄道模型フェスティバル2022」訪問記〜その5 | 「EXPO2025 大阪・関西万博訪問記」ありのまま生きてこう 自分を磨きながら

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「EXPO2025 大阪・関西万博訪問記」公開中!趣味の鉄道の話題を中心に、旅行記や生まれ育った東大阪、敬愛するロックシンガーソングライター・松阪晶子さんについてなど綴りたいと思います。

みなさんこんにちは。前回からの続きです。



先日、8日まで「阪急百貨店うめだ本店(大阪市北区)」で開催されていた「鉄道模型フェスティバル」を訪問した際の様子を、シリーズでお送りしています。


さまざまな展示がなされている会場、まずはお目当ての鉄道模型各メーカー、その新製品の数々を拝見しています。
引き続いて「TOMIX(トミックス)」ですが…


東京から小田原、箱根へ向かう「小田急電鉄」の看板列車「ロマンスカー」。
実に美しい造形をした、さまざまな専用車両が活躍している、憧れの特急電車です。


展示されていたのは、白い流線型が特徴的な「VSE車」という愛称の「50000形車両」。
流れるような一体的な編成美ですが、注意書きには「ラストラン」という文字が。


この車両、2005(平成17)年に2編成20両が新造されたそうですが、車体構造が特殊なこと、経年劣化による装備の更新が難しいという理由で、今年3月を以て定期運用から外れ、来年には完全引退してしまう予定なのだそうです。

経年が浅いので、なんとももったいない話し…と感じるのですが、それに代えられない事情なのでしょうね。小田急電鉄ホームページより。


さらに少し調べてみますと、この車両は「ロマンスカー」の代名詞である展望席を、久々に復活させたものだとのこと。出典同。


わたしはまったく沿線外の人間ですのであれなのですが、物心ついた頃、絵本などで登場するのはその展望席がついた車両ばかりでした。

ではここからは、わたしが幼心に強烈な印象を抱いた頃の「展望席つきロマンスカー」の活躍を探ってみることにします。
出典は、手元の「カラーブックス日本の私鉄5 小田急(生方良雄・諸河久共著 保育社刊 昭和56年4月発行)」より。


ページを開きますと…デビューしたばかりの「7000形LSE車」が大見出しでした。
前傾のすらっとした顔、大きな窓…いまから見てもかっこいいものですね。


そして、それまで長年主力だったのは「3100形NSE車」というこの車両。先ほどの「7000形」と違って、ヘッドマークは差し替えるんやなあと、薄々?違いを感じていた幼少期でした(わたしはこちらの方が好きでした)。


そして「御殿場線」に直通していたのは「3000形SE車あさぎり号」。富士山に近い、このようなところまで「ロマンスカー」は走っているのかと、驚きばかりでした。


ところで、展示されている中間車両をよくよく観察してみますと、なんとも特徴的な台車を履いています。



「車両と車両を連結している部分に台車がある」という「連接車」という仕組みがあることも、ロマンスカーからでした。


一般的には、乗り心地が良く、カーブでもスムーズに走行出来るもの、ということは後から知ったのですが、とかくすごいなあと感心ばかりしていたことを思い出します。

鉄分のないまわりの人々にも、おそらくは質問攻めにしていたに違いありません(笑)


しかし、運転台がない(正確には真上にありますが)展望席から眺める車窓というのは、果たしてどのようなものだったのか…

自分が運転士になったような気分になるものなのか…などと、このようなカットを見るにつけ、わくわくしたものです。


さらに、車内には喫茶店(正確には喫茶サービス)があるとは!と、こちらも度肝を抜かれたものでした。喫茶店など滅多に連れて行って貰えませんでしたから、なんと豪華なものか…


実は、全国あちこち旅したことがあるくせに?この有名な「ロマンスカー」には乗ったことがありません。これは、是非に一度は乗ってみたいもの、と、あらためて感じる次第でした。


見たことあれど、乗ったことがない車両の思い出話しに、お付き合いありがとうございましたm(_ _)m


次回に続きます。

今日はこんなところです。