梅田のランドマーク「大阪マルビル」建て替えへ 前編 | 「EXPO2025 大阪・関西万博訪問記」ありのまま生きてこう 自分を磨きながら

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みなさんこんにちは。今日の話題です。



朝日大阪朝刊 2022(令和4)年5月14日付け 23面(大阪 東部・河内地域面)より。


大阪・梅田では古くからランドマークの「大阪マルビル」が、来年夏の工事開始を目処に建て替えられることになった、という記事でした。


グーグル地図より。
多数の鉄道路線が乗り入れる、大阪随一のターミナル・梅田。
ここ5、10年ほどでしょうか、駅や、周りを取り巻く街並みも、大きな変貌を遂げました。


長年、大阪人の端くれですが、しばらく足を運ばない間に、ここはどこなんや?という感じの梅田界隈では、高層ビルの一番手として「マルビル」は登場しました。阪神百貨店の裏手、ヒルトンホテルのちょうど真横にあります。


「JR大阪駅(大阪市北区)」駅前の画。
左に阪急百貨店、正面に阪神百貨店。
それぞれの「大阪梅田駅」も入居しています。

右側には「大阪ステーションシティ」を構成する「サウスゲートビル」。かつては「アクティ大阪」と呼ばれていたもの。これが、現在の大阪駅前お決まりの光景なのですが…


その、阪神百貨店の裏手にちょっとだけ顔を覗かせているのが「大阪マルビル」です。
しかし、少し前までは、JRの車中からでもはっきり姿を見ることが出来たのですが。繰り返しですが、すっかり様相が変わった梅田です。


ところで「マルビル」というと、まず「伊丹空港リムジンバス乗り場」を連想します。
「大阪空港交通」ホームページより。

始発は近くの新阪急ホテルや、ハービス大阪が主なのですが、JR大阪駅には乗り入れないので、それに一番近いこのマルビル真下の乗り場は、大変便利なものです。


さて、「高さ約123m、地上30階建て」というマルビル。竣工した1976(昭和51)年から平成に入るまでは、数少ない高層ビルとして存在する、まさに「梅田のランドマーク」でした。


ただ、それより高いビルが林立するようになった昨今では、見た目にすら隠れて目立たなくなってしまった感があります。

また、大変広い売り場のタワーレコードが入っていましたので、若い頃にはお世話になりました。ただ、梅田界隈でもさまざまな施設が充実して来ましたし、それこそ空港の行き来など、用事がなければ、行く機会もなくなりました。
そのタワレコも、閉店してしまいましたし…


記事の続き。建て替え完成は2030年予定で、「マルビル」の名前や、最大の特徴である円形状も引き継がれるとのこと。ちょっと安心しました。

特筆すべきなのは、いまのマルビルを解体した後の更地を、3年後に開催予定の「大阪・関西万博(日本国際博覧会)」会場へ向かう、シャトルバスのターミナルに活用するとのこと。


建て替え計画と、万博のタイミングがうまく重なったということでしょうか。
暫定的とはいえあのような一等地から多数のシャトルバスを出せるとなると、朗報ですね。
「大和ハウス工業」プレスリリースより。

次回に続きます。

今日はこんなところです。