みなさんこんにちは。今日の話題です。



所用にて「新大阪駅(大阪市淀川区)」で乗り換えた、先日のこと。


新幹線や、在来線特急が多数発着するこの駅、
そのコンコース階には、たくさんの駅ナカテナントが入居しています。
下車する度、ぶらぶらするのが楽しみです。


そんな中、数々の鉄道グッズを取り扱っているこちらの「駅鉄ショップ」で、なかなか興味深い品を見つけました。新商品だそうですが…



それがこちらの「ミニミニ方向幕(内税@2200円)」。長年、大阪近郊で活躍していた「103系通勤型電車」に取り付けられていた、電動式の行先表示幕()を模したものだとのこと。


ついこないだまで、飽きるほど見たり乗ったりしていた「103系」。京橋にて。

しかし、大阪近郊ではここ数年で一気に置き換えが進められていて、先日の春のダイヤ改正では、奈良・京都からも引退してしまいました。


そうはいえども、思えば、幼少の頃から身近に居た「103系」。思い出たくさんの車両です。
 


ということで、3種類をすべて入手しました!
オレンジは「大阪環状線」、スカイブルーは「阪和線」、ウグイスは「大和路線(関西本線)・おおさか東線」。

幕の内容もそれぞれの路線のものが再現されているということで、今日からは、往年の姿と思い出を偲びながら、この方向幕を楽しんでみることにしたいと思います。


では、この方向幕のスペックについてから。
商品化されているのは「正面用」と「側面用」の2パターンで、幕幅の大小の違いがあります。


今回は、面積の広い「正面用」を入手したのですが、フィルム製の方向幕は、実車とまったく同じ素材です。これはリアルですね。



幕の巻き取りは、向かって右側のつまみを回します。本来は電動なのですが、この仕組みも、実際のものと同じです。


ここからは、実車が活躍していた当時の様子と思い出などを写真で以って、振り返ることにします。腕前は、何卒ご容赦くださいm(__)m


数々のカラーパターンが存在した103系ですが
わたしにとっては「大阪環状線」や、地元路線のひとつ「学研都市線(片町線)」で見られたこの「オレンジ」が最も馴染みあるものです。


先ほども触れましたが、自身にとってはあまりにも身近にありふれた存在でしたので、意外にも記録が少ないということに、逆に驚きます。京橋にて。




同じ車系とはいえど、運転台が高い場所に設けられたバージョンもあり、また、首都圏から転属して来た車両もあったりと、いまから考えると、趣味的には興味深いものがありました。


昭和40年代から長年、環状線の顔として活躍して来たこのオレンジ103系も、やはり玉突きに転属して来た201系(左隣)が増えるに連れ、徐々にその数を減らし…桜ノ宮にて。



現在では、最新型の323系という、この車両にすべて置き換えられました。天王寺にて。


古くて喧しくて、左右にがちゃんがちゃんと揺れて…と、そういった記憶が真っ先ではありますが、それも含めて、わたしの鉄道好きの原点は間違いなくこの「オレンジ103系」でした。天王寺にて。



それでは、この方向幕を回してみましょう!


そういえば終点のホームで、方向幕がぐるぐる回るのをよく観察してたなと、懐かしい気持ちになります。こんなんが入ってんのか!など…いや、いい買い物をしました。


次回に続きます。
今日はこんなところです。