遠出の旅再開!四国・香川ことでん沿線を高松ひとり旅〜その4 | 「EXPO2025 大阪・関西万博訪問記」ありのまま生きてこう 自分を磨きながら

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「EXPO2025 大阪・関西万博訪問記」公開中!趣味の鉄道の話題を中心に、旅行記や生まれ育った東大阪、敬愛するロックシンガーソングライター・松阪晶子さんについてなど綴りたいと思います。

みなさんこんにちは。前回からの続きです。


先月はじめ、急遽頂いた連休に思い立ち、お四国の香川・高松へ「ことでん」沿線を巡った、久しぶりの遠出ひとり旅の様子をお送りしています。



コロナ禍があり、わたしにとっては、約2年振りになった遠出のひとり旅。
待ちに待った四国・香川へ向けて、まずは「ひかり531号 博多ゆき」で新大阪を7時35分に発車しました。


さて、あてがわれた指定席は、最後尾に当たる16号車。乗車率はどんなものかと思っていたのですが、一列おきにひとり、ふたり座っているくらいでしょうか。

新神戸からもそれなりの乗客が乗り込んで来たので、少しですが埋まるような具合でした。
まだまだ、これでも利用は少ないのでしょうがもっと空いているのを想像していましたので、安心します。個人的には、乗り物があまりがら空きというのも…です。


六甲山を長いトンネルで抜けて「西明石駅(にしあかしえき、兵庫県明石市)」を通過。


「東海道新幹線」と比べ、トンネル区間が格段に多い「山陽新幹線」ですが、このあたりからしばらくは、広々としたところを疾走します。

奥には「播磨灘(はりまなだ)」です。


グーグル地図を逆さまにしますと、その様子がよくわかります。新幹線からは見えませんが、淡路島や明石海峡大橋も近い場所です。

時間にするとわずかなものですが、ここの車窓風景は実に変化に富んでいるので、いつも楽しみにしている区間でもあります。


高砂、加古川に跨がる臨海工業地帯。迫力があります。



天気も最高ですので、見応えがあり楽しいものです。


ところで、今回利用したのは「新幹線直前割きっぷ」という企画乗車券です(一部修正)。

乗車の3日前から前日までのネット発売(引き取りは「みどりの窓口」か「みどりの券売機」のみ)さらに「ひかり・こだま」限定で、空席枠がある列車のみ利用可能と制限のあるものですが、一人から利用可、岡山までは片道3,900円(通常、指定席で「のぞみ」6,350円・「ひかり・こだま」6,140円)とかなり格安でしたので、その分なにかお四国らしい、おいしいものが食べられたらいいんですが…


そうこうしている間に「姫路駅(同姫路市)」を出発。左手すぐ、小高い山が見えて来ます。


姫路では、古くからレジャー施設が集う、自然豊かな「手柄山(てがらやま)」です。


ここの山頂には、剣を突き刺した(=剣は使わない)というデザインの「太平洋戦全国戦災都市空爆死没者慰霊塔」というものがあります。ここを通る時にはいつも、姫路に来たことを感じさせられる、特徴のあるモニュメントです。

手柄山は花や緑があふれる、美しい公園です。「姫路モノレール」の記念館もありますし、久しぶりに、こちらにも足を運んでみたいものです。行きたいところがいっぱいです(笑)


「相生(あいおい、同相生市)」を過ぎると、再びトンネル区間が連続します。
新大阪から乗り込んだ時から、デッキ付近にあるこれが気になっていたのですが…


「列車公衆電話」です。
ただし、隣のテレホンカードの販売機を含め、すでに使用中止になっていました。
今年、6月いっぱいだったとのこと。


公衆電話自体、街中でもめっきり見かけなくなったものですが、新幹線ならではの特徴というのが「外部から指定する新幹線に電話をかけられた」ということでしょうか。


「列車着信通話」というサービスで、順序としては「外部から専用107番をダイヤル→オペレーターに列車番号と、つないでほしい乗客の氏名を伝える→車掌が車内放送で呼び出す→呼び出された乗客が電話を取る」という流れです。

いまからでは信じられないものですが、携帯電話がない時代では、ビジネスマンが多数乗車する新幹線ならでは、まさに最先端のサービスだったようです。時代を感じさせられました。


と、あれこれ述べておりますと、早くも岡山到着の車内放送が流れます。
新幹線は、やはり早い乗り物です。

次回に続きます。

今日はこんなところです。